3/24 令和2年度修了式 校長式辞(抜粋)
- 公開日
- 2021/03/24
- 更新日
- 2021/03/24
学校行事・児童会
1 お礼
1年生から5年生までの皆さん、卒業を祝う会に向けて、ありがとうの気持ちを込めてがんばってくれました。特に、5年生のみなさんは、卒業式の準備の中心となって大活躍してくれました。「卒業生のために、富士小のために」という、人のために役に立とうとする気持ちは一番尊い心です。ぜひこれからも大切にしてほしいと思います。
みなさんのおかげで、第60回卒業式は、青く澄み切った青空のように、卒業生の皆さんが、晴れ晴れしい姿で卒業していきました。
2 努力と成長の証「修了証」
3学期の合い言葉は、「前へ」そして「整頓」でした。「整頓」は、3つの整頓「体の整頓」「心の整頓」「頭の整頓」でした。みなさん3つの整頓ができましたか?きっと、それぞれの学年、学級で、担任の先生の指導を受けて、努力できたと思います。
先ほど、修了証を代表の人に渡しました。教室に戻ってから、一人ずつ担任の先生から受け取ってもらいます。
この「修了(しゅうりょう)」は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了(しゅうりょう)」となります。これは、ただ「終わりました」という意味ではなく、「この一年で、様々なことを勉強し、勉強したことをきちんと身につけました」という意味です。ですので、この一年間をがんばり、次の学年もがんばってくれるだろう、という人に与えられるのが「修了証」です。特に「総合所見」には、あなたのがんばりや成長について担任の先生の思いが書いてありますので、よく読んでください。
4月から、学年が一つ上がります。この節目を土台に、次はこんなことがんばろう、挑戦しようという目標を見つけてほしいと思います。そして、この竹のように、ぐんぐん伸びてほしいと思います。
3 春休み
絶対に交通事故にはあいません。「交通事故禁止」です。約束してほしいと思います。そのために、飛び出しは絶対しません。交通事故のほとんどが飛び出しが原因です。道路を渡る時、4つ角では、必ず一旦停止して左右を確認し、横断歩道を渡ります。交通事故、絶対禁止です。
宿題はあまりでない春休みですが、自分で苦手な部分を勉強したり、片付けをしっかりして4月に備えたり、得意な分野を伸ばすための行動をしたり、美術館や博物館等に出かけて知識を深めたり…と、目的をもって過ごしてほしいと思います。時間は、平等のようで、その人の使い方で大きく差が生じるものです。
4 終わりに
4月7日の始業式には、全員が元気な顔を見せてください。これが、校長先生からの君たちへの春休みの宿題です。春休みも事故なく健康に過ごし、新年度も「命を大切に 命を輝かせて」ともにがんばりましょう。