「ふりかえり」を生かした協働的な学び (現職教育公開研究授業) 9月29日
- 公開日
- 2022/09/29
- 更新日
- 2022/09/29
学校生活・学校行事
本日、3年1組で、本校現職教育の公開研究授業を行いました。算数の「あまりのあるわり算」で、問題文から場面を把握し、あまりをどうするかを考える学習です。本校では、学力向上に向けた取り組みとして「ふりかえり」を活用した授業展開と構造的な板書を通して、児童の学習意欲向上と学習内容の確実な定着及び思考力・判断力・表現力の育成をめざしています。
授業の導入で、前時の振り返りを行い、児童が主体的に本時の課題(めあて)を設定してから学習に取り組みました。また、授業者は、「児童と児童の考えをつなげて」いくことができるよう、児童の意見やつぶやきを「児童の言葉で板書」していきました。児童と授業者による協働的な学びを通して、子どもたちは、問題とじっくりと向き合い、自分の考えをノートに図や式や言葉で表すことができました。
ノート(note)には英語の動詞で「自分の考えや気付いたことを書き留める」という意味もあります。子どもたちはノートにしっかりと自分の考えを「ノート」し、その後のペア交流でも「ノート」を見せ合いながら「自分の考えを自分の言葉で」説明することができました。
授業の最後の振り返りでは、本時の学習で大切だと思ったことを自分の言葉で「ノート」していました。また、振り返りを全体で交流することで、友達の考えを知ることができ、児童一人一人にとって、より深い学びになったと考えます。
本日の授業では、終始、子どもたちが目を輝かせて生き生きと学習する姿が見られました。これからの授業でも子どもたちと授業者が協働してどのように学びを深めていくかが楽しみです。