「やさしい友だち」 人権週間(H24.12.10)
- 公開日
- 2012/12/10
- 更新日
- 2012/12/10
とっておきの ぼく・わたし(人権教育)
人権週間の取り組みとして、今日の給食時間を使い、児童会の子どもたちが人権に関する作文を校内放送で紹介しました。
紹介した下の作文は、ある県の3年生の男の子が書いた作文です。
題「やさしい友だち」
ぼくは友だちに「君の手、鬼の手みたいや」と言われたことが何回もありました。ぼくは、金属アレルギーのため、小さいころから手がカサカサなのです。
ぼくはピアノを習っています。毎日、ピアノの練習をしているとき、手の切れているところを広げると、とても痛いです。早く治ってほしいと思うけど、なかなか治りません。皮膚科に行ってもよくなりませんでした。友だちに手のことを言われると、とても悲しい気持ちになります。でも自分ではどうすることもできません。
ぼくの気持ちは、みんな分からないかな。今度もし言われたら勇気を出して言ってみよう。
「鬼の手なんかじゃないよ。みんなと同じように何でもできるんだよ。ぼくはそんなことを言われるたびに、すごくいやな気持ちになるんだよ。もうこれからはぜったいに言わないでよ。」って。
ぼくが今度こそ言おうと思っていたとき、友だちが「手、どうかしたん?」と聞いてきました。手がわれて痛かったので、テープをまいていたからです。「手がわれて痛いんや。」と言うと、「ふ〜ん、痛そうやな。」と言ってくれました。そして、掃除のとき「ぞうきん、洗ってやるわ。」と言って、ぼくが使ったぞうきんを洗ってくれました。
ぼくは、今まで手のことで、いやな気持ちになっていたけど、こんなやさしい友だちがいて、とてもうれしくなりました。