学校日記

「一つの花」 4の3 国語 (H24.7.18)

公開日
2012/07/18
更新日
2012/07/18

4年

 今日の国語の授業では、主人公のゆみ子、コスモス、おとうさん、食べ物について、戦争中と戦後の対比をさせることで、「一つの花」という題にこめられた作者の思いを考えるという授業です。
 この物語を書いたのは、今西祐行さんで、この「一つの花」は今西さんの実体験がもとになって書かれた物語だそうです。
 主人公のゆみ子はなぜ「一つだけちょうだい」を最初に覚えた言葉なのか、そして、「一つだけ」を口癖にしなければならないゆみ子をかわいそうという思いが生まれ、一つだけも与えられない両親のやりきれない思い、そんなことを読み深めながら子どもたちは感じるようになってきます。さらに、戦時中に生きた人々の悲惨な生活に同情し、戦争の残酷さや非情さへの理解もできるようになっていきます。