学校日記

詩の暗唱 高学年1級の合格者が出ました。 (H23.11.14)

公開日
2011/11/14
更新日
2011/11/14

2年

 2学期のスタートから取り組んでいる詩の暗唱の取り組みで、初めて高学年の1級に合格者が出ました。
 合格したのが2年生の永田君です。
 永田君は、詩の暗唱がスタートするとすぐに夢中になって取り組み、すぐに低学年の1級に合格、中学年の1級にもしばらくして合格。
 高学年の詩の暗唱にはなかなか苦しんでいたようで、廊下ですれ違ったときにも「どこまでできた?」と尋ねると、「難しくて・・・」と苦労していると答えが返ってきていました。
 今日の中間放課、職員室に来て1級に挑戦。1回目に少しの間違いがあって、放課中に廊下で再度覚えなおし、放課終了間際に再挑戦。チャイムが鳴り止むか鳴り止まないかのタイミングで合格。
 454人の全校児童のトップで高学年の1級に合格することができました。
 拍手!拍手!拍手!です。
 他の子のがんばりが待ち遠しいです。
 「フレー、フレー丹南っ子!」
 「がんばれ!がんばれ!丹南っ子」

★★高学年1級の課題です。★★

「奥の細道」        松尾 芭蕉

 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯をうかべ、馬の口をとらへて老いをむかふる者は、日々旅にして、旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。


「枕草子」         清少納言
 春はあけぼの。やうやうしろくなり行く、やまぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。
 夏はよる。月のころはさらなり、やみもなを、ほたるの多くとびちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもをかし。雨などふるも、をかし。


「平家物語」
 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もつひには滅びぬ。ひとへに風の前の塵に同じ。

 この3つが暗唱できると合格です。