学校日記

始業式 「スタートにあたり」 (H23.4.7)

公開日
2011/04/07
更新日
2011/04/07

学校日記

■校長先生の話から■

 今日は1学期の始業式であると同時に、1年間のスタートの日です。
 このスタートにあたって、「目標を決めてがんばること」「みんなそれぞれとっておきの一人になってほしい」の二つについて話をします。

 一つ目は、この1年間、何を頑張るか「目標やめあてを決めて」がんばり続けてほしいということです。まずは、1学期はどこまで頑張るか、小さな目標を決め、こつこつと努力をしてください。そして、1学期から2学期、3学期へと努力を重ね、大きな目標の実現につなげてほしいと思います。担任の先生たちと協力して、みなさんの目標を実現するきっかけつくりや、手伝いをしていきたいと思っています。
 私は、三つの目標を今年掲げました。
 一つ目は、「とっておきの一人」を集会や行事でみんなと一緒に大きな声で歌えるようにしようと思います。3月の6年生を送る会でみんなが歌ってくれた「とっておきの一人」にとても感動しました。今年1年、みんなと一緒に大きな声で、元気に歌っていきたいと思います。
 二つ目は、丹陽南小学校をいつも花が咲く、花いっぱいの学校にしようと思います。今、学校の校庭や花壇には、サクラが咲き、みんなが育てたパンジーやチューリップ、菜の花も咲いています。教室はもちろん、廊下やトイレなどにも美しい花のある花いっぱいの学校にしようと思っています。
 三つ目は、本をたくさん読もうと思っています。目標は100冊です。朝の読書の時間やアジサイ読書週間やコスモス読書週間を中心に、100冊をめざして読みたいと思います。その読んだ中から、みんなにいろいろなことを伝えていきたいと思います。
 次に「みんなそれぞれ、とっておきの一人」になってほしいということです。
 3月11日、みなさんも覚えていると思います。学校でも大きな揺れを感じた東北関東大震災が発生しました。地震で被害にあった方々、その地域の学校や子どもたちは、まだまだもとの生活に戻れていません。地震がなければ、津波がなければ、私たちと同じように新学期をむかえ、希望に満ちたスタートができたことと思います。
 すでに、児童会を中心に募金をするとか、節電に心がけるとか、そうした取組をしてくれていますが、そういうことに合わせて、みなさんには人と人とが助け合うことの大切さや思いやる心の大切さ、自然災害など大きな災害に負けない技術を生む確かな学力を身につけてほしい、そして、一人一人が「とっておきの一人」になってほしいと思っています。
 どの先生もみなさんのために全力で頑張る気持ちでいっぱいです。1年間、一緒に頑張りましょう。