9月2日(月)2学期始業式 校長から子供達へのお話
- 公開日
- 2024/09/02
- 更新日
- 2024/09/02
校長室より
2学期が始まりました。元気そうな児童の顔を見られてほっとしました。欠席の児童もいましたが、焦る必要はありません。気持ちや体調を整えて、今後元気に登校してくれるものと期待しています。保護者の皆様、2学期も本校教育活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いします。
さて、今日の始業式では、2学期を迎えて頑張ってほしいこととして、児童に以下の内容で話をしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日から2学期がスタートしました。皆さん、この夏休みに頑張れたことやできたことはありますか。早寝早起きやあいさつ、家のお手伝い、勉強や宿題、読書やスポーツ、整理整頓や家の中の掃除、健康に気をつけて過ごすこと、ルールを守って生活すること、明るい笑顔を心がけたこと、けんかをせず仲良く過ごせたこと、いろんなことがあったと思います。ぜひ、それらの「よかったところ」「がんばれたこと」は2学期の生活にも生かしてください。
夏休み前に皆さんにお願いした「『やればできる』の気持ちで、夏休みに成長を目指しましょう」を覚えていますか? 「やればできる」というのは「やれば何でもできる」ではなくて、「がんばれば少しずつ成長できる」ということでした。2学期もぜひ、「やればできる」=「がんばれば成長できる」という気持ちで、いろんなことに挑戦しましょう。
また、「自分大好き・友達大好き・学校大好きな赤見っ子」を目指して、2学期は特に「友達大好き」となるように頑張ってほしいと思います。この夏、オリンピックがありましたが、競技後に選手たちがお互いに称えあう姿がとても印象的でした。皆さんにもぜひ手本にしてもらえたらと思いました。女子卓球シングルスでは、早田ひな選手が左腕の痛みをこらえてプレーをし銅メダルを獲得しました。試合後の早田選手に真っ先に近寄った相手選手は、早田選手の並々ならぬ思いとそのプレーをたたえていました。よく見ると、その選手の右腕や手首にもテーピングがされていました。これまでの努力や試合での頑張りに自分を重ねていたのかもしれません。様々な違いを乗り越え(差別をしない)、友情や連帯感をもち(仲間)、フェアプレー(正々堂々と)の精神をもって接するのはとても素晴らしいことです。皆さんにも、お互いの頑張りや良いところを見つけることで、頑張る友達をたたえることができます。そんな素敵な赤見っ子が2学期に増えてほしいと思います。
最後に、2学期も1学期と同じように「命を大切に」過ごしましょう。災害からも命を守る気持ちを忘れないでください。9月1日は「防災の日」でした。この夏休みには、九州地方で大きな地震があり、南海トラフ地震に関する「巨大地震注意」の情報が発表されたり、台風10号で各地で大変な被害が出ました。学校以外で地震が起きた時にどうするかや、家でいるときにどうしたらよいか、避難場所はどこかなど、家の人とも話し合っておいてください。
時間たっぷりで、行事がたくさんある2学期を、友達の頑張りを認めながら、自分自身も成長できるようにしていきましょう。児童の皆さんの2学期の取組に期待しています。」