学校日記

5月27日(月)全校集会を実施しました(校長室より)

公開日
2024/05/27
更新日
2024/05/27

校長室より

 8時35分からの「赤見タイム」を利用して、体育館で全校集会を実施しました。全校児童が集合し終わるまで、先に入場したクラスはとても静かに穏やかに待つことができていました。1年生も高学年に負けない立派な態度で、この2か月の成長を強く感じました。体育館の屋根に打ち付ける雨の「ザー」という音が、非常に心地よく感じられるほどでした。
 さて、令和6年度も2か月近く経過し、1学期の半分が過ぎました。大人もそうですが、小学校の子供たちにとっても周囲の環境に慣れ「緊張がほぐれてきた」一方で、ややもすると「油断しがち」になる時期です。集団生活をする上でのルールやマナー・エチケット、友達とのほどよい距離感や関係に小さなほころびが出やすい時期でもあります。
 学校生活での子供同士のトラブルは、こうした小さなほころびから始まることが少なくありません。子供たち同士がお互いに安心して過ごすためには、健康・安全面に気をつけるだけでなく、周囲の人たちとの関係を上手に築いていくことが必要です。
 今日の集会では、「笑う門には福来たる」のことわざをきっかけに、「笑う学校(学級)には福来たる」のように、「赤見小学校のみんなが笑顔で、幸せに過ごすために大切なことは何か」を児童に考えてもらいながら、話を進めました。そこから、
・自分のことを大切にする
・ほかのひとも大切にする
ということが大切であること、そして、ほかの人も大切にするためには「いじめ」などがないようにすることが大切であることを全児童に訴えました。低学年向けには、「こんなことをするのがおすすめ」「こんなことはしてはいけない、してほしくない」ということも具体的に話をしました。
 そのうえで、「先生たちはみんなのことを思っている」「悩みがあれば相談をしよう」と伝え、今日の集会を終えました。一朝一夕に身につくものではないかもしれませんが、自分の気持ちを優先するあまりほかの人に攻撃的になるような子が増えてはいけません。「人の気持ちがわかる優しい赤見っ子」をめざして、今後も粘り強く支援・指導を続けてまいります。