学校日記

校長先生のお話「読むことと書くことの大切さ」 11/14

公開日
2022/11/14
更新日
2022/11/14

今伊勢西小トピックス

 今朝は、リモートによる全校集会を行いました。
 校長先生からは次のようなお話がありました。

 みなさん、おはようございます。
 どんぐり読書週間も折り返し地点となりました。
 20分読書、読書郵便、図書館ビンゴなど楽しく参加していますか?
「読書の秋」といって秋は、読書をするのにとてもいい季節です。
 では、本を読むとどんないいことがあるのでしょうか?
 まず、本を読むといろいろなことを知ることができます。1冊の本には書いた人の知恵がいっぱいつまっています。人の考えや気持ちを知ることはとても大切なことです。
 分からなかったことが分かるようになることも楽しいことです。
 本を読むことが苦手な人は、絵本や文字の少ない本から読んでみましょう。
 本を読むのが好きな人は、物語、生き物、言葉、世界のことなどいろいろな種類の本を読んでみましょう。校長先生も先週「ハヤブサ消防団」という推理小説を読みました。最後の結末が思ってもみないお話でおもしろかったです。今週もどんな本を読もうか楽しく考えています。あと1週間、頑張って本を読んでほしいと思います。
 それからもう一つお話をします。
 先週6年生の国語の授業を見ました。「鳥獣戯画を読む」という説明文を読んで作者の書き方を参考にして批評文を書く授業でした。
 1時間の授業で長い文章を書いていることにびっくりしました。そして、すごいなと感心しました。
 他の学年のみなさんも文を書くことはありますね。みなさんは文を書くことは好きですか?苦手ですか?
 日記や観察記録、授業の振り返り、お礼の手紙など文を書くことはけっこうありますね。
 書くということは、自分の考えや気持ちを伝えることにとても便利です。話すより確実に伝わります。書くことは、頭の中で考えていることを整理するのにも便利です。そして、書くことは、あとから読み直すことができます。
 書くことが苦手な子もうまく書こうと思わなくていいです。長く書こうと思わなくていいです。まずは、自分の気持ちや考え、伝えたいことを書けばいいのです。楽しく書けばいいのです。わかりやすい書き方やおもしろい書き方は国語の授業で勉強します。勉強したことを使ってみるといいですね。
 本を読むことも文を書くこともどちらも大切なことです。少しでも繰り返ししていけばできるようになります。
 「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。好き、楽しいと思いながら取り組む気持ちこそが上手になる近道です。ぜひチャレンジしてみてください。