学校日記

オンライン朝礼(校長先生のお話) 6/24

公開日
2024/06/24
更新日
2024/06/24

校長室

おはようございます。校長先生のミニ授業の時間です。
「はきものをそろえる」
 はきものをそろえると 心もそろう
 心がそろうと はきものもそろう
 ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない
 だれかがみだしていたら だまってそろえておいてあげよう
 そうすれば 世界中の人の心もそろうでしょう
この掲示物をどこかで見たことがあると思います。どこかわかりますか?
そうです。昇降口です。実は先生が昨年、掲示しました。
今から28年前、先生が教師1年目の時に「下駄箱に入っている靴の入れ方を見ただけで、クラスの雰囲気がわかるものですよ」と当時の校長先生が教えてくださり、そのことを思い出して掲示したのです。
この詩は、長野県にある円福寺というお寺の和尚さんだった藤本幸邦(ふじもとこうほう)さんという方が作った詩です。
自分のはき物をそろえずに脱ぎっぱなしにするという行動は他の人がどのような気持ちになるのかということをまったく考えていないということを表しているのです。しかも、自分さえよければいいといった、自分勝手な考え方しかしていないということを表す行動だということです。反対に、自分のはき物をそろえることができる人は、心が穏やかで、自分の行動を冷静に考え、他の人がどのような気持ちになるかも考えることができる人です。しかも、そのような人は、他の人が乱した履き物を、黙ってそろえることができる人でもあるのです。
このように、他の人の気持ちも考え行動できるようになれば、お互いに気持ちのよい生活ができるようになるのです。そうすれば、けんかや争いごともなくなって、きっとみんながお互いのことを思いやる、平和で幸せな世の中になっていくことにつながる、ということなのだと思います。
登校したとき、健康タイムやなかよしタイム、体育で運動場に出るとき、そして下校するとき、靴やうわばきをしっかりとそろえられるといいですね。
校長先生は、西成東小学校が「一宮市で一番はきものがそろっている学校」になってほしいと願っています。