オンライン朝礼での校長先生のお話 2/19
- 公開日
- 2024/02/19
- 更新日
- 2024/02/20
校長室
頑張ったことには良い結果が欲しい。これは誰でも思うことです。たとえばテストに向けて、いつもより頑張ってやろうと何日も何時間も勉強したら、やっぱりこれまでより良い点数を取るという結果が欲しいですよね。
皆さんの中にはスポーツの習い事をしている人もいることでしょう。ある試合に向けて いつも以上に時間をかけて練習すれば、試合に長い時間出られるとか試合で活躍して自分が点を取れるとか、そういった良い結果が欲しいですよね
しかし、いつも以上に頑張って練習や勉強を重ねても、良い結果が出なかったという時もあります。
良い結果が出なければ、悔しさや残念だという気持ちは当然ありますよね。でも、良い結果が出なかったからと言って、「自分はダメだ」と自分にダメ出しはしないでください。いつも以上に努力したけど、良い結果が出なかった。そんな時、テストや試合までの過程でがんばってきたことを自分は知っています。「過程」ってちょっと難しい言葉ですね。もうちょっと簡単な言葉で言えばその「とちゅう」です。自分はテストまで 試合までの途中で頑張ってきたということを、ぜひ自分自身で認めてやってください。
ただ、良い結果が出なかったということは、自分の勉強の仕方やスポーツの練習の仕方、 これが少し違っていたのかもしれません。自分よりできる人に「ねえねえ、〇〇さん、いつもテストに向けてどうやって勉強してるの?」「全体練習以外に、個人でどんな練習してるの?」 というように質問してみて、自分のやり方を見直して変えてみるということは、やってみてもいいと思います。
でも、それは勉強や練習のやり方が少し違っていたというだけで、あなた自身がダメだということでは全くないのです。勉強の練習の仕方が少し違っていたり足りていなかったりしたけど、自分は頑張ったし努力した。そこには自信を持ち、自分で自分を大切にしてやってください。
結果だけを目標にしてしまうと、良い結果が出せなくなると自分に自信がなくなり 自分を嫌いになってしまったり、もう良い結果が出ないならやらなくていいやと思って、投げだしてしまうということに、つながりかねません。
今日は結果だけではなく、それまでの過程(とちゅう)を大切にしてきた自分を認めて自信を持ってほしいというお話をしました
さて 今インフルエンザやコロナが心配な状況になってきました。体の中にウイルスを入れないために、マスクをつけられる子はつけてください。もちろん、アレルギーがあったりマスクをしづらい子に無理にしてとは言いませんが、できる子はマスクをつけるようにしてください。そして、放課のたびに窓を全部開けて空気の入れ替えをしたり、給食の前にはていねいに手洗いをしたりして、予防をしてください。