学校日記

終業式での校長先生のお話(オンライン)7/20

公開日
2023/07/20
更新日
2023/07/20

校長室

1学期のみなさんの姿を思い出しながら、素敵なだと感じたことをお話しします。
私は時々みなさんの教室へ行って授業を見せてもらっていますが、友だち同士でお互いの言葉を聞き合いながら学んでいることが思い出されます。また、掃除の時間には上の学年の子が下の学年の子に教えながら、ていねいに取り組んでくれていました。最近では、下の学年の子はやり方を覚え、上の学年の子が教えなくてもしっかりと活動できるようになりました。登下校の時には、まだ人数は少ないけれど、とまってくれている自動車の方を見て、会釈ができる子が増えてきました。毎日の学校生活の中では時には友だちと言い合いになったりぶつかったりすることもあるけれど、そういう場面で相手を責めるだけでなく自分をふり返り自分に足りなかったことに気づき、それを相手に伝えられる子が何人もいました。こんなふうにみなさんの成長した姿に出会えると、本当に嬉しい気持ちになります。

さて、私からみなさんにひとつお願いしたいこと、それは「聞く耳をもってほしい」ということです。先生からの言葉、友だちからの言葉がただ聞こえているのではなく、相手が何を自分に伝えようとしているかを考えながらよく聞いて、それまでの自分を振り返ることができると自分が成長できるし、まわりを大切にすることもできるようになります。逆に自分に真剣に言ってくれる言葉を聞かず、ただ自分がしたいようにするという自分勝手ではいけません。ぜひ、聞く耳をもって生活してください。

私の話のあとに生徒指導の先生から夏休み中の生活についてのお話を聞きますが、私からひとつだけみなさんに伝えたいこと、それは、みなさんにとって何にもかえがたい「いのち」を大切にして、夏休みを過ごしてほしいということです。出校日にみなさんの元気な顔がみられることを楽しみにしています。