オンライン朝礼での校長先生のお話 1/30
- 公開日
- 2023/01/30
- 更新日
- 2023/01/30
校長室
今日は皆さんに言葉の話をします。皆さんは毎日言葉を使って、他の人と関わっています。言葉で自分の考えを相手に伝えたり、友だちと仲良くしたりすることができます。少し言葉を間違って使ってしまうと、友だちとけんかになることも時にはあるかもしれません。私は言葉というのはとても大切なものだと思っています。ですから今日は言葉の話をします。
私は西成東小学校の子たちの思ったことをパッと言葉にする率直さが大好きです。これからは、授業の中での言葉を大切にしてほしいと思っています。
授業中に先生にわからない問題を質問をする時は、どんな言葉を使って聞きますか?「先生、〇番の問題がわかりません。教えてください。」ですよね。「先生、〇番の問題がわからん。教えて。」ではありませんね。
先生が教室に来られた時は、何と言いますか。「先生が教室にいらっしゃった。」ですね。「先生が教室に来た。」ではありません。
丁寧な言葉を使うと、相手を大切にするのはもちろんのこと、自分の心も育っていきます。まず授業中に、「〜〜です。」「〜〜ます。」という丁寧な言葉を使うことを大切にしてほしいと思っています。
もうひとつお話をします。コロナが収まりません。一か月の間に日本全国で1万人以上の人が命を落としたと聞いて、先生はがく然としました。インフルエンザという風邪が今年ははやり出していますが、コロナが始まる前にインフルエンザがはやっていた時は、ひと冬で亡くなる人の数というのは、年によって違いましたがだいた数千人でした。それが、今、コロナで一か月に1万人以上の人が命を落とすと聞いて、本当に恐ろしい病気だとあらためて思いました。何が恐ろしいかというと、コロナウイルスは目にも見えないし匂いもありません。でも、この空気中にはあります。それを無くすには手洗いやマスクはもちろん大事ですが、みんなの教室の窓や扉を放課ごとに開けて、コロナのウイルスを外に吹き飛ばすこれが大事です。みんなで気をつけていきましょう。