学校日記

放送朝礼 校長先生のお話 5/14

公開日
2021/05/14
更新日
2021/05/14

校長室

5月10日(月)、放送朝礼での校長先生のお話です。

おはようございます。今日はふたつ、お話をします。
ひとつめのお話です。みなさん、「見守り隊」と聞いて、どういう方々のことか、わかりますか。登校・下校をする時に、黄色い帽子をかぶりベストを着て旗を持って、みなさんが交通事故がないように気をつけてくれている方々のことです。
先週の金曜日(7日)、もともとの予定では、屋内運動場に見守り隊の皆さんに来ていただいて、1~6年生のみんなで「いつもありがとうございます。今年もよろしくお願いします。」とお伝えする「見守り隊発会式」の日でした。しかし、コロナが心配なので、来ていただくことは、残念だけどやめにしました。
ですから、みなさんが登校・下校の時に、見守り隊の方をみかけたら、「あいさつ先手」で自分から先に「おはようございます」「ありがとうございます」とニコッと笑って感謝の気持ちを伝えてほしいと思います。

ふたつめのお話です。みなさん、新しい学年になって、1か月がすぎました。
「6年生は、最高学年だから、みんなのお手本になってほしい」「もう、高学年なのだから、低学年の子のお手本になって」「2年生になったのだから、1年生の子に優しく教えてあげて」というように、先生方から、言われることがありますよね。みなさんは、学年がひとつ上がって、自分より下の学年の子のお手本になるような生活ができていますか。

ある担任の先生が、授業中、クラスの子どもたちにこんなふうに言ってくれていました。
「今、完璧じゃなくてもいいから、だんだんできるようになればいいよ。」
全くその通りで、新しい学年になって1か月しかたっていない今、「すべての面で、自分より下の学年の子のお手本になる完璧な〇年生」を校長先生は求めていません。でも、「自分より下の学年の子のお手本になるよう、生活したい。」という気持ちをいつも持って、学校生活を送っていってほしいと思っています。そうすれば、一人一人が成長できますし、下の学年の子が上の学年の子を見習って真似して、成長することができます。

今日は、「見守り隊の方に、あいさるすること」「自分より下の学年の子の、お手本になるよう、生活してほしい」この2つのことをお話ししました。
これで、校長先生のお話を終わります。聞いてくれて、ありがとうございました。