3月27日(木) 6年ウェブ展覧会『卒業作文』
- 公開日
- 2025/03/27
- 更新日
- 2025/03/20
6年
題【小学校生活の思い出】
私は、低学年の頃までずっと周りの人間と自分を比べて過ごしてきた。こんな事をしていると自分は劣っていると「劣等感」を抱いたり、自分は優れていると「優越感」を感じたりする。これらは、大変好ましくないことであるが、自分では良くないと気付きにくいため、解決が出来ないのだ。
この2つは、劣等感をバネにしたり、優越感があっても向上心をもって努力することもできるが、自分は気分が落ちたり、優越感で調子に乗って怠けたりしてしまっていた。そんなある日、母にそういった悩みを口にしていたとき母が「周りと自分は違うから無理に比べることはない。」と言った。私は、その言葉に目から鱗が落ちたように思った。今まで無意識に周りと比べていたが、それを行うことで自分に悪影響が出るくらいならば、比較しなければ良いと、なぜ今まで気付かなかったのか。言われてみたらその通りで、このときにようやく自分はこの事に気付けたのだ。
このような母の助言のおかげで、これ以降、変に周りと自らを比べてモチベーションを下げることなく、自分で目標を決め努力し、周りと比べるのも程々にすることができるようになったのだ。これからも母のこの助言を胸に常に「自分のできる範囲で最高のパフォーマンス」をしていきたいと思う。