学校日記

10月2日(日) 脳の仕組みを生かした勉強法

公開日
2022/10/02
更新日
2022/10/02

校長室便り

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https://ichinomiya.schoolweb.ne.jp/2310136/blog_img/75525097?tm=20250206144114

今年の夏休みに、教頭先生と一緒に講演会に参加してきました。講師は、東大の人気教授である池谷裕二先生です。池谷先生は東京大学薬学部の教授で、脳研究者です。脳の仕組みを理解すると、効果的な学習ができることをいろんな例を挙げてお話してくれました。「目からうろこ」のことばかりでしたので、講演会の内容の一部を8月23日(火)のブログでも紹介しています。まだ見ていない人はぜひ見てみましょう!

「一生懸命勉強しているけれど、なかなか成績が上がらない・・・(涙)」

「ムムム・・・もっと楽に勉強ができるようにならないかな」

そんなふうに思っている人は少なくないと思います。池谷先生のよると、脳は覚えるよりも忘れることが得意で、覚えたことの半分は4時間で忘れちゃう特徴があるそうです。

でも、記憶をつかさどる脳の中の「海馬」にみんなの行動で働きかけると、記憶力がアップします。また、脳には眠っている間に記憶を育てるレミニセンス効果というものもあります。みなさんも脳の仕組みを知って、最強の勉強法を試してみませんか。保護者の方も読んでいただくと、お子さんへのサポートだけでなく、ご自身の勉強法に役立つかもしれません。

池谷先生が小学生にもわかりやすく「勉強脳のつくり方」をまとめた本を見つけましたので、早速購入して読みました。校長室に置いてありますので、興味のある人は見に来てくださいね。

【参考】「勉強脳のつくり方 親子で学ぼう!脳の仕組みと最強の勉強法」日本図書センター