学校日記

3月17日(水)記念品授与式 6年生

公開日
2021/03/17
更新日
2021/03/17

6年

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 本日、記念品授与式がありました。一宮委教育委員会から卒業証書用ホルダーと大和東小学校PTAからペン立て(時計付)をいただきました。PTA会長さんからは、お祝いの言葉もいただきました。
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 卒業生の皆さん、間もなくのご卒業、おめでとうございます。
 先ず初めに、今年はコロナ禍が加わり更なるご苦労はいかばかりと存じますが、本日に至るまで6年間、愛情と情熱を持って子供たちをご指導くださった、石田校長先生をはじめ、教職員の皆様に深く感謝いたします。
 さて卒業生の皆さん、改めてご卒業おめでとうございます。みなさんは、6年前の春、朝日のようにキラキラとした瞳をして、この大和東小学校に入学しましたね。そして、その一人一人の光は『空のますみの陽のいろを 日日にあおいで』、本日のような『澄んだ群青色の空』へと、変化させてきました。私は6年間みなさんのことを見てきましたが、中でも一番感心したのが、昨年秋におこなわれた、『音楽教育研究大会』でした。練習の度に音楽室から聞こえてくる音色を、近所の家の特等席から鑑賞していました。練習当初はバラバラだった歌声や合奏が、段々とまとまり、大会当日にはすばらしいハーモニーになりましたね。全ての保護者が感動していました。素敵なプレゼントをありがとう。
 あの日みなさんが歌った『群青』は、東日本大震災で被災し、全国各地へ散っていってしまった仲間との絆を唄った歌でしね。その歌詞の中に当たり前が 幸せと知った。というフレーズが登場します。新型コロナウイルスが蔓延し、みなさんは、『当たり前の日々がどれほど尊いものなのか』を知ることができたのではないでしょか。そして、その大きな敵を前に、先生方の指導の下、一丸となって特別の一年を乗り越え、今、まさにこの『群青』を歌うにふさわしい絆を深めた集団となったと今日、みなさんを前に感じます。

感じたままに描く
自分で選んだその色で
何枚でも、ほら何枚でも
自信がないから描いてきたんだよ
何回でも、ほら何回でも
積み上げてきたことが、武器になる。

これはみなさんの良く知る、小説を音楽にするユニット“YOASOBI”の『群青』です。みなさんには、無限に広がる未来があります。未来を自由に描くことは、喜びでもあり、時には葛藤もあるでしょう。ですが、失敗を恐れずに何枚でも描けばよいのです。人生に遅すぎるはありません。死ぬこと以外はかすり傷なのですから、たとえ、100歳になっても、描き直せば良いのです。群青色が、これから先、様々な色へと変化して、描かれていく未来図を、私達保護者は楽しみにしております。そして、その時は『マスクを外した君』に会えることを、願わずにはいられません。また会おう群青の町で・・
 最後になりますが、先生方のご尽力のおかげで、子供たちは立派に成長し、間もなくこの学校を巣立っていきます。これからの人生で様々な岐路に立ち、先生方の助言を必要とする時が来るかもしれません。そのときは、どうぞ、もう『一筆』、サポートして頂けますよう、御願いをを申し上げまして、私の挨拶といたします。誠に、おめでとうございます。

   令和3年3月17日 

      大和東小学校 PTA会長 大島千佐