4月5日 始業式校長講話
- 公開日
- 2024/04/05
- 更新日
- 2024/04/05
いじめ対策・人権教育
今日から令和6年度が始まります。進級おめでとうございます。さて、寒かった冬がようやく終わり、暖かい春がやってきました。校庭の桜も今年は特にきれいに咲き誇っています。皆さんが心を込めて育ててきた、一人一鉢のビオラや花壇のチューリップも色鮮やかに咲き、春がきたことを感じます。修了式で出会いと別れのお話をしました。出会いと別れが皆さんを成長させていくというお話でした。新しい学年に進級し、新しいクラス、新しい仲間と出会いました。早く仲良くなり、いい思い出をつくりましょう。先ほどの新任式では、浅井南小学校におみえになった先生方を紹介しました。
4月から学校が変わり、この学校とお別れをした先生もみえます。
(中略)
お世話になった先生方から教えたいただいたことを、いつまでも忘れずに努力をしましょう。きっと皆さんのことを遠いところから見守っていると思います。
今日は、校長先生より3つの言葉をお話します。
1つ目は、「自立」、「自分のことは自分でやり抜く」ということです。新しい学年の勉強が始まります。苦手なことやつらいことがあるかもしれません。何度失敗をしてもあきらめずに挑戦してください。一生懸命がんばる姿はとても美しいと思います。
2つ目は、「思いやり」です。今日は新しい先生、新しいクラスの仲間との出会いがあります。この仲間がみんな笑顔で生活できることを願っています。悲しい思いをしている仲間がいたら、声をかけてあげてください。話をよく聞いてあげてください。遊びのつもりでも仲間の心や体を傷つけてしまったら、それはいじめです。いじめは人間として許されないことです。いじめは、からかいや悪口などの言葉がきっかけになることがよくあります。
これまで朝礼などで紹介してきた詩を今、もう一度紹介します。
一つの言葉でけんかして 一つの言葉で仲直り
一つの言葉で頭が下がり 一つの言葉で心が痛む
一つの言葉で楽しく笑い 一つの言葉で泣かされる
きれいな言葉はきれいな心 やさしい言葉はやさしい心
学校だけではなく、家に帰ってからもゲーム、SNSやインターネットなど、仲間といろいろなかかわりがあるかもしれません。遊び半分に話した言葉で仲間の心を傷つけることのないように、一人ひとり責任をもって行動してください。
3つ目は、「感謝」、ありがとうという気持ちです。家では家族の人たち、登下校では班長さんや見守り隊・保護者の方、クラスの仲間、担任の先生、給食を作ってくださる方など、たくさんの人たちが皆さんの生活を支え、温かく見守っています。「感謝」の気持ちを忘れず、「ありがとう」という言葉をいっぱい聞かせてください。皆さんが児童会の活動で行ってきた、オアシス活動では、温かい心がたくさんの浅南子にとどきました。令和6年度も笑顔あふれる浅井南小学校になると信じています。