学校日記

7月18日 1学期終業式オンライン 校長講話

公開日
2025/07/18
更新日
2025/07/18

いじめ対策・人権教育




















今日は1学期最後の日になりました。始業式や朝礼の時、校長先生がお話しした学校のめあてを覚えていますか。



1つ目は、「自立」の心です。「自分のことは自分でやり抜く」ということです。1学期の学習を振り返ってみましょう。先生や仲間の話を最後まできちんと聞くことはできましたか。文章を読む力を伸ばしましたか。仲間と対話することを進んで行いましたか。みんなの前で発表する、プレゼンすることができましたか。自分の学習を振り返り、次に生かすことができましたか。一生懸命がんばる姿はとても美しいと思います。



2つ目は、仲間への「思いやり」の心です。4月に新しい先生、新しいクラスの仲間との出会いがありました。この仲間がみんな笑顔で生活できましたか。悲しい思いをしている仲間がいたら、声をかけてあげましたか。話をよく聞いてあげましたか。遊びのつもりでも仲間の心を傷つけてしまうことはなかったでしょうか。



1学期、校長先生が毎朝、東門や西門に立っていました。班長さんの指導で1列にきちんと並んでいる班、気持ちの良い挨拶ができる班がふえてうれしく思いました。そんな中で、6年生の子たちが朝、優しく安全にサポートしている姿をみかけました。これこそが「思いやり」「やさしさ」だと感じました。低学年の子たちは、そんな班長さんへ「ありがとう」という感謝の気持ちをもったと思います。きっと、今の1年生、2年生の子たちも、5年生・6年生になった時、同じことができるようになると信じています。「思いやり」と「やさしさ」はこれからもつながります。やさしさの連鎖と言います。浅井南小の良き伝統としていきたいです。



3つ目は、自分を支えてくれた人たちへの「感謝」の心です。家では家族の人たち、地域では見守り隊や保護者の方、学校ではクラスの仲間、担任の先生、給食を作ってくださる方など、たくさんの人たちに「感謝」の気持ちを忘れず、「ありがとう」という言葉をかけることができましたか。



この後、各学級で1学期の通知表をもらいます。特に、勉強面では、自分がよくがんばったことやできるようになったこと、これからがんばらなければいけないこと、自分でよくふり返ってみましょう。生活面のことは保護者会で担任の先生より、皆さんのがんばったことを伝えてあります。お家でもよく話し合ってみましょう。



夏休みをひかえ、浅南子の皆さんへ伝えたいことがあります。それは、命の大切さです。自分の命も心も、仲間の命も心もかけがえのない、尊いものです。水の事故が怖いです。今から11年前の6月9日、木曽川で、一宮市の小学生2名、中学生1名がおぼれ、尊い命が失われました。二度とこのようなことがないようにしたいです。



浅井南小学校では、毎月避難訓練を行っています。これは、地震や火事が起こった時も全員が安全に避難できるような命を守る訓練です。また、交通事故が起こりそうな通学路の危険個所はないだろうか、今日は通学路の安全点検があります。7月15日には、4・5・6年生が着衣水泳の学習を行いました。海や川でおぼれた時に自分の命を守るためのシミュレーション訓練でした。命を守ることの大切さが分かったと思います。



長い夏休みになります。つらいことがあったら、家族の方に相談しましょう。夏休みですが、学校の先生も相談を聞きます。不安になったら、すぐ相談をしましょう。皆さんの味方はたくさんいます。9月1日には、みんなが笑顔で登校できる日を待っています。これから暑い日が続きます。熱中症を防ぐため、規則正しい生活、水分補給、帽子の着用などを心がけ、有意義な夏休みにしましょう。