11月28日(月) 人権講話
- 公開日
- 2022/11/28
- 更新日
- 2022/11/28
豊かな人間関係づくり(人権教育・いじめ対策など)
今日の朝礼は、12月1日から始まる人権週間に向けて、校長先生から、「人権に関する講話」を聞きました。
まず、初めに校長先生から、1いじめをされる人 2いじめをする人 3いじめに参加する人 4いじめを黙ってみている人 の4つのグループの中で、いけないグループはどのグループでしょうと質問されました。
正解は、2、3、4の3つのグループです。2や3のグループに対しては、いけないことがはっきりわかるのですが、4のグループもいけないグループです。そして、日本は4のグループが多い国と言われているそうです。
そこで、今日は、校長先生から「ちっちゃなサリーは見ていたよ」というお話を読んでもらって、考えました。
『つめたい ことばは、
こころを きゅんと ちいさくするよ。
まるで ブルドーザーに
ふみつぶされた はなみたい。』
『誰かの悲しい顔は見たくないよ。
誰かの悪口をいったり、いじわるな目で見たり。
なのに、だれもかれもしらんぷり。
本当にそれでいいのかな?』
クラスで一番ちっちゃくて、存在感のない女の子、サリー・マクビー。
いじめたり、いじめられたりしないけどずっとずっとクラスのみんなを見ていた女の子です。
クラスの中心から離れたところにいた彼女は、誰よりも冷静に現実を見つめて、みんながハッピーになるためにはどうしたらいいのだろうと考えていました。
ある日、クラスの問題を解決するためにちっちゃなサリーが立ち上がります!
勇気をふりしぼって。みんなが集まる給食の時間に。
こわかっただろうと思います。不安だったろうと思います。
でも、サリーだけじゃなかったんです。
みんな同じ気持ちだったのです。
どんな細やかなことでも気づいて、それを勇気を持って行動に移すサリーがとても素敵でカッコ良かったです。
世界中が、サリーみたいな子でいっぱいになれば、きっといじめはなくなります。
宮西っ子にも「いじめは許さない」という気持ちをもって勇気を出して行動してほしいと思います。