センター日記

12月17日 自主研修講座「小学校図画工作科 教科基礎講座」

公開日
2021/12/18
更新日
2021/12/18

研修会日記

 「すぐに使える!基本から役立つ水彩画の指導」と題し、講座を開催しました。
 水量による色彩の変化や、質感を意識させた塗り方のコツなどを、実際に絵の具を使って実習しました。中でも塩やラップ、スポンジなど身近なものを使った表現の仕方や、「夜空は黒ではなく赤から塗る」といった、これまでに体験したことのないさまざまな技法に、受講者の先生方は驚きつつも楽しそうに取り組んでいました。色の塗り方だけでなく、道具の置き方や絵の具の出し方、パレットや筆洗の使い方など、基本的な指導や児童への声かけのタイミングなどについても教えていただき、講師の先生方の熱い想いに、先生方のやる気もぐっと高まったように感じられました。短い時間ではありましたが、ポイントを絞った解説やあたたかな声かけ・アドバイスもしていただき、とても充実した学び多き研修となりました。

<受講者の感想(一部)>
・これまで何となく色を塗らせていたことを反省しました。今日教えてもらったことを授業に活かしていきたいと思います。
・とても楽しかったです。自分も指導者として楽しみながら子どもたちに教えてあげたいと思います。
・昨年初めて図工を担当し、わからないことばかりでとても苦労しました。今日のような基礎的なことを本ではなく実際にやりながら教えていただき、とても勉強になりました。
・図工の授業で絵を描かせる際に、どのような手順で指導していけばよいかを学ぶことができました。
・図工も他の教科と同じように、絵の具についての基礎的な知識や技能をもとに、自分が表現させたいことに合わせてどのように描かせるのかを考える必要があると思いました。この講義で得た知識や技術を子どもたちに教え、よりよい作品をつくらせることで、図工を好きになってくれたらいいなと思いました。