学校日記

6月18日(木)  1年生『進化~芯をつくる』 vol.3

公開日
2026/06/18
更新日
2026/06/18

1年

       “誇りある生き方”


上記の談話は、オランダとの試合直後、試合に対する質問がおおよそ出尽くした記者会見の最後、監督自ら「しゃべっていいですか?」と切り出して語られた内容

このようなことが語られるのは異例中の異例

チーム自慢や自らの手柄を誇るの指導者が少なくない中、良い試合が試合ができたのは相手チームのお陰、日本チームの土壌を築いてくれたかつてのオランダ人指導者のお陰と語っておられる


ただ勝てばよいと考える者が言える言葉ではない

そこには相手チームへの尊敬の念、感謝の思い

自チームの成長は自分たちだけの手柄ではない

大会の場を与えて頂いた方々への感謝、周りの支え・協力に対する感謝に溢れている

「よくぞ言ってくれた」と監督の言葉を誇りに感じている日本人は多いだろう


代表選手らは試合終了後、使用したロッカーを完璧に清掃し、使用前の状態に戻して退室している

また、会場に詰めかけた日本のサポーターはごみ袋を持参し、試合終了後全てのごみを処理し、スタンドの隅々まで清掃してスタンドを後にしている

これは国際大会の度に行われるお馴染みの行為であり、「立つ鳥跡を濁さず」が日本人に根付いた文化、考え方であることを実地で証明している


これらは多くの外国人、報道陣らの心に刺さり、深い感銘を与えているという


私たちは、小中学校内の生活の中でごく当たり前に清掃活動を行っている

学校外へ出かければ、後片付けを活動の中に含め、退所時に現地の方々にお礼を言って帰ることを習慣としている

日本の学校で育った者は誰もがこれらの活動を通して日本人の心を育んでいる

監督の言葉、代表選手、サポーターの行為はこの延長線上にあると言って良いのではないか

小中学校での生活を通じて身に着けた考え方や習慣が今このような形で息づいていること、私たち教師が生徒らと共に歩んでいる日々の価値をこんな場面で感じることができることは大きな喜びだ


私たちにとっては目新しいことでないことが、外国人には新鮮に映り感動を与えている事実こそ日本人の誇りと言えるのではないか