3月24日(金)修了式
- 公開日
- 2023/03/24
- 更新日
- 2023/03/24
最近の様子
修了式はリモートではなく、体育館で行われました。代表生徒が校長先生から修了証をいただきました。全生徒がこの学年で無事、修了することができました。
以下、校長先生の話です。
今日は修了式、修了というのは、1年生、2年生で学ぶべきことを修め終えたという意味です。それは決して勉強だけではありません。人として大切なこと、本校でいえば校訓である「礼儀」「感謝」「責任」もそうですし、困難を乗り越える力、人に対して思いやりを持って接するなど、身につけなければいけないことは沢山あります。すべてを身につけているスーパーマンは、大人でもなかなかいませんが、中学校1年生として、また2年生として修めたことを認めた修了証を代表の人に渡しました。
言い換えれば、1年生は2年生に、2年生は3年生に進級する権利を得たことになります。
本日、その修了証を担任の先生から一人一人が受け取ります。皆さんのこの一年で成長したところや頑張ったところ、人によってはもうちょっと頑張るとさらに成長できるところを教えていただけると思います。
あるCMで「プロになってから、928回も三振していて、打たれたヒットの数は647で、ホームランは59本打たれ、しかも失点数は281。チャンスで506回凡退して、けがで692日間も投げられなくて、試合に負けて泣いた日もたくさんあったし、二刀流が無理だと言われたことは数えきれない(∞)。でも二刀流が無理だと思ったことは(0)一度もない。失敗の数だけ成長できる。次の世界へ。」という話をしているものがあります。「二刀流」で誰が出演していたかはわかりますね。そうです大谷翔平選手です。先日も、侍ジャパンを優勝に導いた立役者です。
大谷選手は、世間から「二刀流は無理だ」と言われようが、自分の信じた道を突き進み、その中で多くの失敗をしながらも、それが必ず自分の成長につながっていると信じて努力してきたということです。
みなさんは、今、次年度に向けて、「これをがんばろう」、「あれをがんばろう」という、前向きな心持ちでいると思います。ひょっとすると目標を立てている人もいるかもしれません。2年生は先日立志の会で決意を述べていましたね。人は目に見えるものや、すぐに成果が表れるものは努力が続きますが、「見えにくいもの」「時間がかかるもの」「成果がなかなか表れないもの」に対して、努力が続かないことがあります。そんなときには、大谷選手のように、うまくいかなくてもすぐにやめてしまうのではなく、失敗は自分の成長につながると言い聞かせ、努力を積み重ねてほしいと思います。きっと成果が表れるときが来ると思います。
最後になりますが、4月からは新たに一年生が入学してきます。皆さんも1年前、2年前に新入生として入学してきました。そのときの気持ちは、きっと期待と不安で胸がいっぱいだったと思います。新2年生はいろいろな場面で一番近い存在になると思います。ぜひ、優しく接してあげてください。新3年生は卒業していった3年生が憧れ、目標となる存在であったように、萩原中学校の顔として、さらに素晴らしい萩中を目指して、ワンランクアップ、がんばってほしいと思います。期待しています。
では、始業式にはみなさんの元気な姿を見せてください。
というお話でした。担任の先生の言葉を胸に刻み、来年度も、更に成長できる自分を見つけましょう。