12月9日(水)生徒のみなさんへ(心さわやか 愛する萩中)
- 公開日
- 2020/12/09
- 更新日
- 2020/12/09
いじめ対策・人権教育
生徒のみなさんへ
校内に、人権にかかわるいろいろな資料が掲示されています。新型コロナウイルス感染症に関連した差別や誹謗中傷に関して、人を思いやることの大切さを訴えている資料もあります。目を通して、いろいろなことを考えた生徒のみなさんも多いかと思います。
掲示物の中に、「『安心して感染したい』感染者ゼロのまちが漫画で発信」という資料があります。その中に、「誰もが感染する可能性がある中で、こんな声を聞くと『噂するのも ・・・陰口をたたくのも ウイルスじゃない。この、「ひと」なんだよなあ』と、思う。互いを思い合う温かい「ひと」でありたいと思う」という一節があり、全国的に感染拡大が続いている状況だからこそ、他を思いやることを大切にしていきたいと思います。
「新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について」(一宮市WEBサイトより)
○差別・偏見をやめよう!
新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者、濃厚接触者、医療従事者等に対する誤解や偏見に基づく差別が後を絶ちません。海外では感染症の治療を行う医療従事者や退院された方に、盛大な拍手やエールが送られているニュースなどもあります。誰しもが感染する恐怖にありながらも、相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
○SNSや明確な根拠がない情報をむやみに信じない
インターネットや噂話は事実からかけはなれていたり、全く異なる情報が含まれていたりすることがあります。不確かな情報に惑わされることがないように、公的な機関が提供する正確な情報を入手し、冷静に行動しましょう。
○感染が発生した職場や学校などに対し、偏見を持たない
感染者の方と同じ職場や学校の方などに対して偏見を持つことや不当な差別・迫害行為を行わないでください。新しい生活様式を取り入れた生活では、3つの密の条件や各種のエチケット・マナーなどを徹底すれば、感染のリスクを大きく下げられると国は発表しています。
○感染した方やその家族・知人、医療関係者等に対し、差別やいじめを行わない
誰しも感染症対策を行っていても、いつ・どこで新型コロナウイルス感染症に罹患するかわかりません。このことから、日頃から相手を思いやる気持ちを持って接するように心がけましょう。