学校日記

1.7 三学期始業式(校長式辞)

公開日
2026/01/07
更新日
2026/01/07

校長室から



【式辞要約】

皆さん、今年もよろしくお願いします。

令和8年(2026年)の幕開けです。

2学期の終業式でお話した「よく学びよく遊ぶ」「親や先生を泣かせない」「命を大切にする」という約束を覚えていますか。

こうして皆さんと無事に元気に新学期を迎えられたことを、心から嬉しく思います。

さて新しい年のスタートにあたり、今日は皆さんに3つのお話をします。


1.「丙午」のエネルギーを力に変える

一つ目は、今年の干支についてです。

2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」にあたります。

「丙」は火の性質を持ち、「午」は行動力を象徴するそうです。

古くからこの年は、太陽のような情熱とエネルギーに満ち溢れ、活気に満ちた一年になると言われてきました。

「ただの言い伝えだ」と思う人もいるかもしれませんが、今年はポジティブなパワーに満ちた年なのだと信じて、その勢いに乗ってみませんか。

今年も自分の可能性を大きく広げるチャンスです。

また社会科が好きな人は、人口動態統計グラフで60年前の1966年を調べてみてください。

ある迷信が人々の行動にどのような影響を与えたか、興味深い発見があるはずです。

「人間の行動や歴史は興味深い」と感じるきっかけになるでしょう。


2. 「巨人の肩の上に立つ」という謙虚さと学び

二つ目は、この飛躍の年に皆さんに贈りたい言葉です。

万有引力を発見した17世紀の科学者、アイザック・ニュートンは次のような言葉を残しました。

「私がより遠くを見ることができたのは、巨人の肩に乗っていたからです」

天才ニュートンでさえ、自分の力だけで真実を見つけたのではなく、先人たちが積み上げてきた知識という「巨人」の土台があったからこそ、遠くが見通せたのだと謙虚に語っています。

皆さんが今、教室で学んでいる数学の公式や国語の古典、理科の法則などは、すべて過去の賢者たちが一生をかけた研究で辿り着いた「知恵の結晶」です。

勉強を単なる暗記だと思わないでください。

皆さんは今、学びを通じて「巨人」の肩に登っている最中なのです。

先人の知恵を学び、その肩の上に立つことで、一人では決して見ることができない素晴らしい未来が見えてくるはずです。


3. 「まとめ」と「準備」の3学期を

三つめは、3学期の過ごし方についてです。

この3学期は非常に短い期間ですが、今の学年の「まとめ」であり、次のステージへ向かうための「ゼロ学期」という重要な準備期間でもあります。

3年生の皆さん、卒業まで登校日は実質40日ほどです。

いよいよ進路決定の本番ですが、これまでの自分の努力と、支えてくれる周囲の人々という「巨人」を信じてください。

皆さんの視界は、3年前より確実に高くなっています。自信を持って進みましょう。

1・2年生の皆さん、4月からは新しく入学してくる後輩を導く立場になります。

良きリーダーとなるために、今ある学びを大切にし、自分の中に着実な知恵の土台を築いてください。

全校生徒の皆さんが、自立した自分を目指し、誰かのために貢献できる。そんな充実した3学期を過ごせることを期待しています。


最後に、大みそかの夜の恒例の歌番組をみなさんは視聴したでしょうか?

どのアーティストの歌唱も、そしてステージの工夫も素晴らしかったのですが、何といっても70歳でラストステージを飾った郷ひろみさんの「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」が最高でした。  

なぜなら彼の熱い歌声の中からは、何度も本校の合言葉である「奥千万!」「奥千万!」が連呼されていたからです。

私たち奥中学校が、全国放送で応援されているような気持ちでした。

奥千万♪…奥千万♪…奥千万の感動を、奥中で…!

2学期の全校生徒意識調査では、最上位回答の「学校生活で感動した」という割合が、1学期に比べて15ポイントも増えていました。

校長として素直にうれしいですし、そうした学校生活を生み出した君たち生徒と先生方を誇りに思います。

「OK奥中!~奥千万の感動を奥中で~」

今年も、3学期も、思いっきりいい学校をつくりましょう。


「丙午」の活気ある運気の中で、先人の知恵を学び、一歩高い視点から自分の未来を見つめ、この3学期が、皆さんにとって充実した、実り多き時間となることを期待して、始業式の式辞といたします。