明日19日は部分月食(ほぼ皆既月食)【11月18日(木) 全児童】
- 公開日
- 2021/11/18
- 更新日
- 2021/11/18
児童
11月19日(金)の夕方から宵のうちにかけて、「部分月食」が見られます。
今回の部分月食は、月の大部分が地球の影に隠れてしまう、ほぼ皆既月食(ほぼ全部隠れる月食)です。
日本全国で、今回よりも大きく欠けた部分月食が見られたのは、1932年9月15日以来、約89年振りとなります。次回観察できるのは、65年後の2086年11月21日の予定です。
11月19日(金)の夕方、満月が東の空からのぼってきます。その月が出たときから地球の影に入ります。
そして、月が欠ける割合が最も大きくなるのは、18:03頃(全国で同じ)で、月の直径の約97.8%が地球の影に入ります。
月食が終わるのは、19:47頃で、その後は、いつものまん丸い満月に戻ります。
5月の皆既月食は、残念ながら雨で見られませんでした。今回は、天気もよさそうなので、ぼんやりした色(赤銅色)の月が見られる可能性があります。観察するときは、暗い時間になりますので、お家に話をして一緒に観察できるとよいと思います。また、月に見とれていると、周囲の状況を見落とすことがあり危険ですので、気をつけてください。