12月7日(月)人権集会 <校長室より>
- 公開日
- 2020/12/07
- 更新日
- 2020/12/07
人権・福祉・いじめ対策
本日、1時間目に「人権集会」が開催されました。
人権に関わって、児童会役員からの発表、各学級で話し合ったことの発表、校長先生の話などがありました。
校長先生の話として、話しました主な内容をお知らせします。
『 自分も大切 他の人も大切
各学級で、学級目標を基に人権について話し合ったことを発表してもらいました。素敵な発表でした。ありがとうございました。代表のみなさん、ZOOMでの発表でしたが、立派にできました。学級の様子や絆が深まってきたこともよくわかりました。また、全校で人権について考える貴重な機会になりました。これからも良い点は続け、直していくところは直し、笑顔いっぱい、やさしさいっぱいの学級、学校をめざしていってほしいと思います。
さて、人権とは「人間が人間らしく生きる権利」です。そして、人権について大事な心構えは、「自分も大切 他の人も大切」であることです。
残念ながら、世の中には、様々な人権に関わる課題があります。紹介します。
(先生方からプリントを配ってもらう)
では、「1 人権問題って何だろう?」を見てください。読みます。
「ひとりだけ 丸刈り頭だ〜」「仲間外れだ〜」「でも、あなただって、ひとりだけ左利きよね」「きみはひとりだけメガネだよね」「そういう、わたしは、太ってるわ」「僕は背が低い」「ほんとだ みんな違うじゃん!」わたしの「ふつう」とあなたの「ふつう」はちがう。
それを、わたしたちの「ふつう」にしよう。
いかがでしたか?一人一人、「ちがい」があるのは当たり前。お互いの違いを認め、尊重し合うことが大事ですね。
その他にも、障害のある人、女性、高齢者、外国人などに関わる人権問題や、インターネットに関わる人権問題などの人権問題もあります。最近では、新型コロナに関わる人権問題もあります。この資料をもとに、担任の先生方やお家の人と話し合ってもらえたらと思います。
人権について、すぐに解決することが難しい問題もたくさんあります。しかし、私たちは、「自分も大切 他の人も大切である」という人権についての心構えを大切に行動していくことが、解決につながっていくと思います。
学校生活においても同じです。私たちは、一人一人顔が違うように個性も違います。一人一人がお互いに違いを認め、尊重し合い、それぞれの良さや可能性を発揮して、よりよい学級、学校をめざしていきましょう。当然、いじめは絶対にしてはいけません。自分がされていやなことは他の人にしてはいけません。見て見ぬふりもいけません。人が困っていたら、助けてあげましょう。先生たちに知らせましょう。そして、日ごろから簡単にできる人権に関わる大切なことは、「あいさつ」です。進んであいさつすることを心がけ、末広小学校の合言葉にあるように、すてきな えがおを 広げっていってほしいと願っています。』
なお、資料は愛知県人権啓発ポスターです。
(使用許可承認済)