学校日記

9月14日(月)「あいさつ」と「運動会」 <校長室より>

公開日
2020/09/14
更新日
2020/09/14

学校運営協議会

本日、放送による児童集会を行いました。

校長先生の話として話しました主な内容をお知らせします。

『  あいさつをしよう!                   
   運動会、精いっぱい がんばろう!楽しもう!

先週は雷があって大変な日もありました。今日はさわやかな天気です。今週は少し涼しくなり、だんだんと秋らしくなっていくと思います。
2学期の始業式で、力を伸ばし、絆を深める2学期にしよう、授業に集中、思いやりの心を大切にという話をしました。
皆さんは、運動会の練習も始まりましたが、授業を大切に、落ち着いて生活できていると思います。

特に5・6年生を中心に、各委員会の皆さんが、本当によく働いており、学校全体で気持ちよく生活できていると感じます。美化・エコ委員の皆さんは、清掃の終わりに、学校中から集まってくるゴミや草などを、ビニール袋に詰めています。今朝もゴミ出しを行っていました。給食委員の皆さんは、給食後に1階のコンテナ室に集められる牛乳の箱や食器かごなどの積み替えの仕事を、一生懸命に行っています。保健委員の皆さんは、手洗いのアルボース液を補ったり、熱中症指数を測ったりしています。児童会役員・代表委員の皆さんは、創立50年の新キャラクターの募集をすることも聞いております。その他にも多くの委員会の皆さんが、それぞれの仕事に責任を持って取り組んでいて、みんなが気持ちよく生活することができています。ありがとうございます。

さて、今日は2つお話をします。
1つ目は、「あいさつをしよう!」ということです。今、新型コロナの飛沫感染防止のため、マスクをしていますが、このような状況でも、自然にあいさつができるように心がけてほしいと思います。のどを痛めるような無理に大きな声を出さなくてもいいです。あいさつに込められた意味を一つ紹介します。以前読んだ本に、どうして「こんにちは」と日本人が言うようになったのかが書かれていました。簡単に言うと、『昔、日本人は「太陽」を崇めていました。大切に思っていました。そして、「太陽」のことを「今日様」(こんにちさま)と言っていたそうです。さらに日本人は、人の心の中にも「太陽」「今日様」があると考えていたようです。そのため、人が人と会った時、「あなたの今日様は元気ですか?」と尋ね、「はい、元気です。」と答えました。「それは良かった」と話し、さらに「あなたの今日様は元気ですか?」と聞き返したということです。このようなやりとりから、いろいろな言葉が省かれて、「こんにちは」と、言葉をかけあうようになったそうです。』いかがでしたか?このように、「こんにちは」には、お互いを気遣い、思いやる気持ちが込められているといえます。まさに、あいさつは、人と人を結び付ける言葉です。そして、やさしさや思いやりの心とともに、人を笑顔にする言葉です。末広小学校の合言葉の一つに、「○すてきな ○えがおを ○広げよう」があります。「あいさつ」をすることは、合言葉を、具体的に行っていく方法の一つですね。皆さん、マスクをする新しい生活様式が始まっていますが、これからも自然にあいさつができるように心がけましょう。できれば、マスクの下も笑顔で、そして、みんなで素敵な笑顔を広げていきましょう。

2つ目は、「運動会、精いっぱい がんばろう!楽しもう!」です。今年の運動会は、新型コロナの感染拡大防止のため、2日間の学年ごとの分散開催です。お家の人に、皆さんの活躍やがんばる姿を見ていただきますが、多くの人が集まらないようにするためです。皆さんは、限られた時間の中で、練習をし、本番を迎えることになります。このような状況の中でも、本番で最高の姿が発揮できるように、練習段階から、仲間や先生方とともに、できることに精いっぱいがんばってほしいと願っています。そして、運動はもともと楽しいものです。みんなで楽しんでほしいと思います。運動会の本番は、2週間後の火曜日、水曜日です。体調に気をつけながら、全力を出し切ったり、協力し合ったりできるように、練習を積み重ねていきましょう。そして、本番でも、各学年の赤白それぞれの思いをつないで、精いっぱいがんばりましょう。そして、大いに楽しんでほしいと願っています。』