9月1日(木)2学期始業式
- 公開日
- 2016/09/01
- 更新日
- 2016/09/01
校長室
2学期の始業式を行いました。屋内運動場へ入場する態度や話を聞く姿勢をみていて、今伊勢っ子の成長した姿をみることができました。式での話の概要は以下の通りです。
1 リオデジャネイロオリンピックを振り返って
日本選手の活躍は、史上最多の金12、銀8、銅21、合計41個のメダルを獲得するという素晴らしいものでした。新聞の報道などでは、「史上初めて・・・」「何年ぶり・・・」という見出しをよく目にしました。まさに2020年の東京大会へ大きな夢を繋ぎ、期待を膨らませてくれました。
今小出身の女子7人制ラグビーの兼松由香選手、大学生の時にワールドカップに出場した後は、けがとの戦い・・・そして34歳でのオリンピック出場。戦い終わって、娘の明日香ちゃんからの「オリンピックをとてもよくがんばりました。かあちゃんのタックルは一番よかったです。」という言葉と桜色のメダルは、何よりの贈り物になり、最後までがんばりやり遂げたという気持ちを強く持てたのではないかと思います。
リオオリンピックを通して、本当にたくさんの感動をもらい、多くのことを感じました。その中で特に2つ話します。
(1)「チーム」としての意識で戦い、互いに仲間を信じ、支え合うことの素晴らしさ、大切さ。
体操男子団体(金)、女子(4位)卓球男子団体(銀)、女子団体(銅)、陸上男子400mリレー(銀)、水泳男子800mリレー(銅)、その他、団体ではなかったのですが、全階級メダル獲得した男子柔道、レスリング女子は、4連覇した伊調選手をはじめ、惜しくも銀メダルの吉田選手を含めて、まるでチームで戦っているかのようでした。
(2)「最後まであきらめない」ことの大切さ。
女子レスリングでは、ぎりぎりまで粘り強く戦い、試合終了まであと何秒というところで大逆転での金メダルにはとても感動。その他、卓球やバドミントン、テニスの錦織選手の試合では、あと1ポイントで負けというところまで追い込まれてからの逆転という試合も数多く見て、本当に心が熱くなりました。
この2学期、学校では運動会、学習発表会などの大きな行事もあります。是非とも「チーム今小」「チーム学年・学級」という気持ち、「最後まであきらめない」強い気持ちをもち何事にも頑張りぬいて、また一歩成長してくれることを期待しています。
2「力いっぱいいい笑顔」、毎日、みんなが元気に笑顔で登校できるようにすること。
人が傷ついたり、嫌がったりすることを言ったり、したりしない。いじめは絶対にしないこと。この夏休みにも、青森県の中学生が自ら命を絶つという悲しいニュースもありました。いじめられて死ぬほど辛い思いをしているなら、逃げることも一つの方法です。でも、そんな学校にはしたくはありません。もし、嫌な思いや辛い思いをしたら、大人(家の人や先生など)に相談することも、忘れないでください。
3 最後に、今小の当たり前、いつでもできることを増やしていくこと。
2学期には、できていることはレベルをより高め、できていなかったことをいつもできるように心がけて、当たり前を増やしていくこと。大いに期待しています。
2学期の船出です。新しく7名の仲間を迎えて今伊勢っ子933名のみなさんと先生方でがんばっていきましょう。