子どもとともに学ぶ 10月4日
- 公開日
- 2022/10/04
- 更新日
- 2022/10/04
校長だより
2年1組で研究授業を行いました。授業の始まりの振り返りでは、前時の学習を思い出しながら、たくさんの子どもが発言をしていました。教師は前時のめあてを確認させながら、子どもたちが何を学んだかを思い出させ、本時のめあてにつなげていました。
それぞれが問題に取り組む場面では、問題文から読み取ったことを図に表しました。教師は子どもたちの取り組む様子を見ながら「今日のめあてはなんでしたか?」と問いかけ、子どもたちがめあてに立ち返って自分の考えをまとめるよう支援をしていました。ペア交流では互いのノートを見せ合いながら、表した図について説明をする姿が見られました。
全体交流では、問題文に立ち返りながら、図を確認して立式をし、答えを出しました。図によって「じゅんに考える」「まとめて考える」考え方を確認することができました。授業の終わりの振り返りでは、まとめて考えることの良さについて考えをまとめる子どもの姿が見られました。
担任が子どもたちの様子をしっかりと把握し、課題をつかんで臨んだことで、子どもたちは今日の学習のめあてを最後まで意識して取り組むことができました。1時間を通して、学習に臨む姿勢が途切れることなく、また、それぞれがノートを大切にしている姿が見られ感心しました。
授業後の協議会では、他学年の教員が、協議会での意見をまとめ板書をしました。それぞれの発言をしっかりと聞き、キーワードを見つけながら取り組むことは、まさに日頃の授業での板書と同じです。短い時間ではありますが、しっかりと聞き、まとめようとした努力の跡が板書から伺うことができました。子どもの学びをしっかりと受け止め、次につないでいけるような研究のあり方について今後も考えていきたいと思います。