明日からの授業に生かします 5月27日
- 公開日
- 2022/05/27
- 更新日
- 2022/05/27
学校生活・学校行事
本日、「授業と学び研究所」フェローの和田裕枝先生を講師にお招きして、校内現職教育研修会を行いました。和田先生には午前より、各学級の算数の授業を参観していただきました。
また、午後の研修会では、和田先生に算数の模擬授業を行っていただき、職員は子ども役になって参加しました。5年生の「三角形の面積」の板書計画を各学年で立て、その後、和田先生に授業をしていただきながら、自分たちが考えた板書計画と比較・検討を行いました。
「手を加えず、子どもが発言したそのままを書く」「数字ではなく言葉に線を引く。数字は変わるもの、普遍的な変わらないものに線を引く」「板書するときには、どこに何を書くと、子どもたちにとって分かりやすくなるか考える」「動きのある板書は子どもが前を向く」「子どもの意見を大事にする。たくさん聞く」
本日の研修会を通して、子どもたちの意見や考えを大切にし、子ども同士での学び合いが深まるように、教師の役目は「子どもの考えと子どもの考えをつなげ、広げていくこと」だと学びました。また、教師があせらずに子どもたちの発言を十分に待つこと、子どもの発言を黒板に記すことで、「子どもの言葉で学びの足跡を残す」ことの大切さも実感することができました。
子どもたちが学ぶことの楽しさをこれからも感じられるように、子どもの発言を今まで以上に大切にして、授業づくりをしていきたいと思います。
本日、和田先生に教えていただいたことを生かし、教職員が連携協働しながら、授業改善を進めることで、子どもたちが「授業がわかる、楽しい」と感じ、これからの時代を力強く生きていける力を育成していきたいと考えております。また、そうすることで子どもたちの自己肯定感の育成、登校への意欲としていきたいと思います。
和田先生、本日も本当にありがとうございました。