子どもの言葉で 8月19日
- 公開日
- 2021/08/19
- 更新日
- 2021/08/19
校長だより
2学期、子どもたちのよりよい学びの実現に向け、「教材研究の仕方、考え方を学ぼう」と題して現職教育を行いました。はじめに5年分数の教材研究として、子どものつまずきを想定し、学年、全体で意見交流をしました。出された意見はホワイトボードにまとめ共有化しました。どの教員も熱心に意見交換を行う姿に、学びは一方通行ではなく、双方向で行ってこそ、深まりや広がりがあることを改めて感じました。
予想される児童のつまずきを全体で確認した後、学びとフェロー研究所の和田裕枝先生より、授業の流れを考える研修と模擬授業をしていただきました。
和田先生からは「子どものつまずきを、子どもの言葉で表現できるよう教材研究を行うこと」「適用題は、答え合わせをするのではなく、概念を共有する場と捉えて展開をすること」などの指導をいただきました。
和田先生には、昨年度の休校明けより、本校の教育活動の節目節目においでいただいています。その都度、日々の授業で大切にすることを繰り返し教えていただく中で、教師が互いのたどってきた道を振り返り、そこから同じ頂上を目指して日々の教育活動を行おうとする機運が高まっていることを感じています。
2学期を目前に控え、私たちは改めて、学ぶことの楽しさ、奥深さを感じることができました。教職員一同力を合わせて、浅井北小の子どもたちのために、授業力向上を目指していきます。和田裕枝先生、本日も貴重な学びの場をいただき、ありがとうございました。