学校日記

七草がゆ(H23.1.7)

公開日
2011/01/07
更新日
2011/01/07

学校日記

七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った熱い吸い物を食べる風習のことです。本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、小正月1月15日のものも七種と書いて「ななくさ」と読むが、一般には7日正月のものが七草と書かれているようです。現代では本来的意味がわからなくなり、風習だけが形式として残ったことから、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと言われています。

 七草は、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう) 、繁縷(はこべら) 、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな) 、蘿蔔(すずしろ)の7種です。
 この7種の野菜を刻んで入れたかゆを七種がゆといい、邪気を払い万病を除く占いとして食べます。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあるそうです。七草は、水田や畑に出るものばかりで、校区の水田や畑で探してみるといくつかは摘むことができるかもしれません。