学校日記

12月23日(金) 終業式のお話

公開日
2022/12/23
更新日
2022/12/23

丹西小Dialy

 今日の終業式では、はじめに「エボニー アンド アイボリー」という曲の一部を聞いてもらいました。以下が、その歌詞です。

Ebony and ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh, Lord, why don’t we?

We all know
That people are the same wherever you go
There is good and bad in everyone
We learn to live, we learn to give each other
What we need to survive
Together alive

 この曲は、白人のポール・マッカートニーと黒人のスティービー・ワンダーという2人によって歌われています。スティービー・ワンダーは、目がほとんど見えませんが、ピアノを弾くことができます。

 この曲のメッセージを一言で表すならば、黒人でも、白人でも人はみな同じ、いがみ合うのはやめよう、というもの。ピアノやキーボードの上で並んでいる黒鍵と白鍵が美しいハーモニーを奏でているのに、どうして私たち人類は、肌の色などでいがみ合ったりするのか?歌詞の中で、誰にだって長所、短所がある。でも、共に生きるために互いに与え合おう、と歌っています。

 残念な話ですが、世界では、国と国との争いがいろいろなところで起こっています。ロシアとウクライナの戦争もそうです。多くの人が早く終わってほしいと願っていると思います。

 では、この丹陽西小学校ではどうでしょうか?黒鍵と白鍵のように美しいハーモニーを奏でることはできているでしょうか?
 この2学期にも、いくつものトラブルがありました。多くのトラブルは、言葉や行動によって相手をいやな気持にさせてしまうことが原因です。本人にそのつもりがなくても、相手が嫌な気持ちになることもあります。自分がされて嫌なことは、まわりの人にしないようにしましょう!

 2学期を振り返ると、大きな行事がたくさんありました。キャンプ、修学旅行、運動会、丹西っ子展。それぞれの行事で、一人一人が活躍したり、楽しく活動したり姿をみることができました。また、毎日の学校生活でも、いろいろ場面で頑張る姿を見ることができました。

 特に私がみなさんに伝えたいのは、日々の委員会活動です。
・火曜日と金曜日のゴミ出しをしてくれる美化委員さん
・放課中に手洗い場のアルボースを補充してくれる保健委員さん
・図書館の本の貸し出しの仕事をしてくれる図書委員さん
・だまって食べる給食中に、音楽や物語を流してくれる放送委員さん
・給食のコンテナ室の手伝いをしてくれる給食委員さん
ほかにも多くの委員会活動が行われています。

また、毎日の登下校での班長さん・副班長さんの努力にも感謝しています。ありがとう。

 こうしたみなさんの毎日の、そしてさりげない、それでいながら責任感のある仕事ぶりが、丹陽西小の環境をより良いものにしてくれています。本当に感謝しています。

 今年は少し長い冬休み。コロナ対策を意識しながら、みなさんが安全で健康に過ごし、1月10日の3学期始業式に元気な顔を見せてくれると嬉しいです。

               一宮市立丹陽西小学校 校長 木村祥治