学校日記

2学期始業式(校長先生のお話) 1/7

公開日
2025/01/07
更新日
2025/01/07

学校日記

2025年になりました。 新しい年の挨拶をしましょう。
「あけましておめでとうございます」と校長先生が言うので、みなさんは「おめでとうございます」と後に続いて言ってください。では、いきますよ。「あけましておめでとうございます」
さて、今日から3学期がはじまりました。この3学期は、6年生は49日間、1〜5年生は50日間というとても短い学期となります。50日間が過ぎると、皆さんは今の学年から1つ学年があがり、お兄さん・お姉さんとなります。そして、4月には新しい1年生を迎えることになります。 6年生はこの西成東小学校を卒業して、中学生になります。2〜5年生は、今のクラスとお別れし、新しいクラスとなります。今お話ししたように、50日間が過ぎると、様々なことが区切りを迎えます。だからこそ、この3学期はとても大切な時間となるのです。ぜひ、しっかりと目標をもって、その達成に向けて精一杯努力してほしいと思います
さて、校長先生は、みなさんから「先生はいつもニコニコしているね」「なんでいつもそんなに笑顔なの」などとよく声をかけられます。今日のお話は、「笑う門には福来る」ということわざについてです。このことわざの意味は「いつも笑い声が満ち、和気藹々(あいあい)とした家には、自然と幸福が巡ってくるものである」です。このことわざでは「門(かど)=家」としていますが、この門を家ではなく自分に置き換えると、いつも笑っている人には自然と幸福が巡ってくる、いつも明るく朗らかでいれば、知らず知らずのうちに幸せがやってくる」と考えることができます。また、門を学級や学校に置き換えれば、いつも笑っている学級・学校には自然と幸福が巡ってくる、いつも明るく朗らかでいれば、知らず知らずのうちに幸せがやってくる」と考えることができます。
笑いには、(1)脳の働きがよくなる(2)リラックスして幸福感を感じる(3)ストレスをやわらげて健康になる等の効果があるといわれています。ただ、それだけでなく、自分の周りの子が明るくなり、人間関係もよくなります。このように笑いや笑顔には、人も自分も幸せにする力があります。
私たちは、ひとりで生きていくことはできません。時には誰かの手を借りて、時には誰かに手を貸して、私たちは生きています。そして、人生には楽しいことや嬉しいこと、その反対につらいことや悲しいこと いろいろなことがあります。そんな時にも、希望を失わずに朗らかに生きていれば幸せが訪れるという意味もあります。自分の人生をよりよくするためにも笑顔でいること、よく笑うことが大切だと思います。
さあ今日から2025年、新しい年の生活がスタートしました。自分の目標や頑張りたいことを念頭に置きながら、元気に明るく前向きに、そして、悲しいことやつらいことがあっても、「笑う門には福来る」を思い出して、みんな笑顔で、楽しく明るい気持ちで生活していきましょう。校長先生もこの3学期、みなさんと一緒にいっぱい笑いたいと思います。