3・1(金) 多様性の社会【校長室より】
- 公開日
- 2024/03/01
- 更新日
- 2024/03/01
校長室
今冬のテレビドラマを見ていると、多様性の社会になってきているのだなあと実感しています。「不適切にもほどがある」「おっさんずラブ」「厨房のありす」「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」・・・・。ドラマですのでフィクションではありますが、ドラマを通して伝えたいことはあると思います。
人の価値観は人それぞれ。だれしも頭では理解していることだと思います。しかし、その人その人が「正しいこと」「こうあるべきこと」と思っていることは、すべて違うのです。多様性の社会への成長は、社会が成熟の方向に向かっている途中なのだと私は思います。
自分の考え・価値観がすべて正しいと思うのは、傲慢であると思います。ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」主演の原田泰造さんは、二人の子どもをもつ父親:誠 役を演じており、父親として社会人として自分の考えをアップデートしていくお話です。「LGBTQ」という言葉は知っていても、本当のところで理解しているのだろうか。「ハラスメント」についてどれくらい理解し、どのように行動するとよいのだろうか。主人公は、様々な出来事を通じて少しずつ理解し、自分の考えを徐々に修正しています。
ドラマを見ていて、私自身、アップデートの大切さを実感しながら、毎週楽しくドラマを見ています。これまでの経験が邪魔をすることもありますが、自分の価値観を見直していけたらなあと思っています。