学校日記

9・22(金) 次に生かす【校長室より】

公開日
2023/09/22
更新日
2023/09/22

校長室

 9月は、スポーツ界において世界的な大会が多く開催されています。その中でラグビーW杯について、次のような記事がありました。
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(前半省略)
 巨人を苦しめた。ラグビーワールドカップ(W杯)の日本代表。12−34は善戦である。相手は過去に日本が10回挑み、一度も勝てなかったラグビー発祥国。今回も日本大敗の下馬評もなくはなかったが、踏ん張った。試合中、予想以上の手ごわさにイングランドの選手が動揺しているように見えたのはこちらの身びいきばかりではなかろう。とりわけ前半のスクラムは巨人をしのいだ印象さえある。
(中略)
 60−7。1987年の第1回W杯で日本が大敗したイングランド戦のスコアを思う。数字の語呂合わせで「無情な」と読むのは苦しいか。今回のスコアは「オイッチニサンシ」と読む。世界の頂点を目指す日本代表。近道はない。それは長い旅路を歩む地道な掛け声なのだと思うことにしよう。1次リーグはなお続く。
【9/20付中日新聞朝刊『中日春秋』より引用】
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 スポーツ競技には、勝敗が必ずあります。勝てば嬉しいし、負ければ悔しく思うのは当然です。競い合うことで成長するのは確かです。私は、負けた時にどう考え行動するかが大切であると思います。負けたことを相手のせいにするのではなく、負けた要因を振り返り、解決のためにどうすればよいのか考え、行動に移していくことが重要なのです。

 日本代表の選手たちは、大会を迎えるまでに想像を超える練習をしてきたことでしょう。きっと選手たちはイングランド戦の負けを冷静に受け止め、次の試合に生かすにはどうすればよいか考えて備えていると思います。

 来週のサモア戦も応援したいと思います。