学校日記

2・25(金)命を大切にする心【校長室より】

公開日
2022/02/25
更新日
2022/02/25

校長室

 「命を大切にしてほしい」ということは、だれもが思うことです。本校では、1月に2年生の子たちを対象に「命の授業」を行いました。私たちの命はどのように誕生したのか、その過程を2年生の子たちに分かりやすく助産師さんグループの方々が語ってくれました。2年生の子たちの「命を大切にする心」が育った場面であったと思います。

 NPO法人「いのちをバトンタッチする会」代表の鈴木中人さんは、「子とともにゆう&ゆう」の記事の中で次のように述べています。

 「命の学びは、一人一人の受け止め方も違う、時間もかかる、すぐに成果がでるものではありません。それは百年の『いのちの木』を育てることではないでしょうか。十年後、二十年後、きっと花を咲かせてくれると信じて、土を耕し、種をまき、水をかけることのように思います。」
 
 命を大切にする心を育てることは一朝一夕にはいかないものです。鈴木さんは続けて言っています。

 「子どもが命を大切にするために、一番大事なことがあります。私たち大人自身が、命を大切にしている姿を示すことです」と。

 子どもたちの周りにいる私たち大人が命の大切さを伝え続けることが大切なのです。