11・26(金)映画鑑賞へのお誘い・・・【校長室より】
- 公開日
- 2021/11/26
- 更新日
- 2021/11/26
校長室
映画「梅切らぬバカ」が11月12日に全国ロードショー公開されました。近隣の映画館では、ユナイテッドシネマ稲沢で11月26日(金)より公開されます。
自閉スペクトラム症の50歳の男性とシングルマザーの母子2人の日常を描いた作品で、親子の愛情や絆といったテーマに加えて、障害のある人が地域の中で暮らすということについても考えさせられる映画です。
母親の山田珠子役に加賀まりこさん、自閉スペクトラム症の息子の忠男役に塚地武雄さんが出演しています。
映画のタイトル「梅切らぬバカ」とは、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがもとになっています。桜は幹や枝を切ると腐食しやすく、梅は余計な枝を切らないとよい花実がつきません。樹木の選定にはそれぞれ木の特性に従って対処する必要がある、転じて、人との関わりにおいても相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事だということを意味しています。
監督の和島香太郎さんと塚地さんの対談の中で、塚地さんは次のように話しています。
「自閉症のお子さんをもつ方々に見ていただいた時に、少しでも肩の荷を下ろしてもらえるようなところがあるとうれしいです。ストーリーは架空だけど、嘘を描いているわけではないと思っています。また、障害のある方が身近にいらっしゃらない方には、こういう実情があるということを知ることで、少しでも目線が変わればいいなあと思います。この映画は、映画の中だけのストーリーというより、むしろ見終わって劇場を出たときに広がっている日常の世界にある身近な話。私自身も、独身の中年男性という状況は忠さんと同じです。「およめさん、もらいます」と言っている忠さんの気持ちもわかるので(笑)。映画を見たことが、誰かにやさしくなれるきっかけになってほしいと思います。」
監督の和島さんは、「路上まではみ出す梅の木があってもいいじゃないか。不寛容な世の中であっても、一人一人かけがえがなく、少しばかり周りと違うからといって切り捨てていいわけじゃない」というメッセージを作品に込めているそうです。
すべての人にやさしくできる、そんな世の中にしていきたいですね。
【参考Web:LITALICO発達ナビ】