11・5(金)半導体の父【校長室より】
- 公開日
- 2021/11/05
- 更新日
- 2021/11/05
校長室
およそ100年前の11月8日、ジャック・キルビーという方が生まれました。
みなさんは、この方をご存じでしょうか?キルビー氏は、集積回路(IC)を発明した人です。集積回路は現代社会において、必須のものです。
日経新聞の春秋に次のような記事が載っていました。
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その瞬間が訪れたのはいまから60年あまり前、米国のとある研究室。同僚たちがいっせいに夏休みをとる中、ジャック・キルビーはひとりで出勤していた。入社したてて休暇をとる権利がなかったからだが、そのとき彼の頭に一つの着想が浮かぶ。集積回路(IC)だ。
米テキサス・インスツルメンツの技術者だった彼はこの発明で、「半導体の父」と呼ばれるようになった。ワシントン・ポスト紙の記者による著「チップに組み込め!」は彼の歩みをたどり、「電話や電球や自動車と並んで、世界を根本的に変えた」とたたえた。それが誇張ではないことを、世界は身にしみて感じている。
〜【後略】〜(10/24 日本経済新聞より)
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ジャック・キルビー氏は、2000年ノーベル物理学賞を受賞しました。キルビー氏は電卓やサーマルプリンターの発明者でもあります。
先人の功績が今を支えているのですね。