9・24(金) マスクの下は笑顔【校長室より】
- 公開日
- 2021/09/24
- 更新日
- 2021/09/24
校長室
2学期がスタートして4週間が過ぎようとしています。子どもたちは、級友とともに、元気に勉強や運動を楽しんでいます。今後も学校では、感染症対策を徹底して教育活動を進めていきます。何か心配なことがありましたら、遠慮なく学校までご連絡ください(連絡先は本ウェブサイトトップページ左に記載してあります)。本人やご家族に体調不良の方が出た場合は、「念のため欠席」にご協力をお願いします。
下記の文書も再度ご確認ください。
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さて、朝日新聞の天声人語に次のような記事がありました。
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当節はマスクをつけずに人と会うことがない。面と向かっているのに、その面の全容はうかがい知れず、見えるのは眉と目のあたりだけ。妙な気疲れを覚えることも増えた。
マスク姿では気持ちが通いにくい。そんな問題意識から、神奈川県の南足柄市役所では職員が顔写真を掲げて市民に対応する試みを実施中。
【中略】
加藤修平市長は「あくまでマスクが口元を隠すことの補完策。深刻な相談を受ける部署には外すように助言しています」と話す。市にゆかりのある企業が提案した「マスクの下は笑顔です」との取り組みで、市内の「道の駅」も導入している。
スペイン風邪の時代を生きた作家、菊池寛に「マスク」という短編がある。感染が収まって多くの人がマスクを卒業しても、心臓に持病がある主人公はマスクを手放さない。「伝染の危険を絶対に避ける。臆病でなく文明人としての勇気だと思ふよ」。外したい気持ちを抑え、自分に言い聞かせる場面が印象深い。
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だれしも新型コロナ感染症の収束を一刻も早く祈っていると思います。しかし、人それぞれに事情があり、それをお互いに認め合うことが大切であると思います。