9・17(金)読書のすすめ【校長室より】
- 公開日
- 2021/09/17
- 更新日
- 2021/09/17
校長室
2学期がスタートして2週間以上経ちました。子どもたちは、毎日元気に学校生活を送っています。ご家庭で感染症対策を意識した生活をしているからこそ健康で元気に登校できていると思います。保護者の皆様に感謝です。
この週末は3連休。来週の中日にも祝日があり、「シルバーウィーク」とも呼ばれています。3密をさけて休日を過ごしていただけたらと思います。何か心配なことがありましたら、学校までご連絡ください。また、9/1付文書もご確認ください。
↓
さて、今週も本の紹介です。
*****************************************************************************
書名:『もうイライラしない!怒らない脳』
著者:茂木健一郎
脳科学者の茂木さんは、著書の中で、日本は世界で一番怒りがまん延していると述べており、その怒りの元は「不安・不満・不調」という3つの不快な感情であると述べています。また、茂木さんは「自分は以前、怒りっぽかったが、3つの理由で怒らなくなった」と述べています。その3つの理由は次のものです。
◎怒っても相手にとって何もいいことがない
◎怒っても相手は変わらない
◎相手の一部分だけをみて怒っているので相手を見誤る
「怒り」という感情は当然あり、生物学的にみれば、生存するために必要な感情ともいえるそうです。生き抜くために自分の領域を犯すものが現れれば排除するために怒りを示すのです。改善やイノベーションにつながる「よい怒り」があるのも事実ですが、現代社会を生き抜くためには、「怒らない」対処をする方がうまくいく場合があります。怒りをコントロールすることができれば、とてもよい人間関係を築くことができますね。
茂木さんは著書の中でいくつかの怒りの対処法を紹介しています。
*****************************************************************************
休みの日に、読まれてみてはいかがでしょうか。イライラの対処法が見つけられるかも・・・。