6・18(金) 道徳教育で心を耕す!【校長室より】
- 公開日
- 2021/06/18
- 更新日
- 2021/06/18
校長室
NHK大河ドラマ「青天を衝け」をご存知でしょうか。幕末から明治という激動の時代に活躍した渋沢栄一を主人公として描いているドラマです。渋沢栄一と聞いて、2024年度(令和6年度)に発行される1万円札の肖像として渋沢が採用されることを思い浮かべる方もいるかと思います。
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と称され、今の日本の資本主義社会の土台を築き上げた人物です。当時、渋沢が手掛けた会社は500社ほどもあったそうです。そして、現在も残っている、みずほ銀行、東京商工会議所、大日本印刷、王子ホールディングスなどの設立や開設のために支援や指導をしたそうです。著書「論語と算盤」では、全編にわたり、経済を進める中で道徳はもっとも大切であることを渋沢は述べています。
さて、小学校では、昨年度より「特別の教科 道徳」として教育課程に位置づけられました。小学校においても道徳教育を大切にして、これまでも実践してきました。自分自身に関すること、他人とのかかわりに関することなどなど、人として備えておくべき考え方について道徳で学んでいます。「議論し、考える道徳」を大切にしながら、教科書を活用して毎週1時間の道徳の授業を実践することで、豊かな心を育む教育を実践しています。本校では、毎週木曜日の2時間目の全校一斉道徳の時間を設定しています。
今後も、道徳の時間を大切にするとともに、教育活動全体で「心を耕す教育」を実践していけたらと考えています。