4・23(金) こころのもちかた【校長室より】
- 公開日
- 2021/04/23
- 更新日
- 2021/04/23
校長室
4月20日より愛知県にまん延防止等重点措置の実施がなされました。新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐことを目的に行われている措置です。学校では、子どもたちに、マスクの着用、手洗い、手指消毒、大声を出さない(特に給食時は会話を控える)、人との距離をとる(ソーシャルディスタンス)を指導しています。ご家庭におきましても、ご配慮していただけたらと思います。
さて、小池一夫さんという方を皆さんはご存知でしょうか?1936年、秋田県生まれで、漫画作家、小説家、脚本家、作詞家です。今はお亡くなりになりましたが、1977年より後進育成のため、「小池一夫劇画村塾」を開設。門下生には高橋留美子さん、原哲夫さん、板垣恵介さんらがいるそうです。そんな小池さんが齢(よわい)73歳にしてツイッターをはじめ、つぶやき始めました。そのつぶやきに共感する方が多くおり、フォロワー数が90万人越えになったほどです。そのつぶやきが「ふりまわされない」(ポプラ社)にまとめられていましたので、いくつか紹介します。
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「大きなこと」とは、結局、
「些細なこと」の積み重ね。
良い意味で大きなことを成し遂げるには
些細なことを積み重ねるしかないし、
悪い意味で大きなことにならないためには、
「些細なことのうち」に解決しておくのだ。
「些細なこと」をおろそかにすると、
ロクなことにならない。
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どんなに綺麗な薔薇の花束を貰ったって、
棘が残っていたら傷つくし、血も滲む。
自分が誰かに言葉を発するときも、
言葉の棘がちゃんと抜いてあるか、
確かめてから言葉を送るのだ。
薔薇も言葉も一緒。
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とても本質をついたつぶやきだと思いませんか?
人は「こころ」のもちかたひとつでよい方にも悪い方にも向かいますね。