学校日記

12・1(火) 人権講話

公開日
2020/12/01
更新日
2020/12/01

校長室

 人権週間になり、児童会役員から全校児童へ人権に関する呼びかけや作文朗読がありました。また、1、4年生は、人権教室が行われ、映像を見たり、講話を聴いたりして人権に対する意識が高まりました。

 「人権」「人権」と言われていますが、「人権」とは何でしょう?
 「人権」とは、一人一人が生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のことです。権利というと少し難しいですが、つまりは、みなさんが生まれた時から「自分らしく生きていい」とされているのです。 みんながみんな違うように、全部が同じ人なんて誰もいません。 一人一人の違いを認めたり、自分や友だちの良いところを見つけたりして、それぞれが大切な存在であることを知る、大切な一週間です。

 それでは、人権週間は誰がつくったのでしょう?
 1948年(今から69年前)の12月10日、国際連合の総会で「世界人権宣言」が決議されたのを記念し、その2年後の国連総会で12月10日を「人権デー」と定めました。日本でも、毎年12月10日までの一週間を「人権週間」と定めています。12月10日は、日本だけでなく世界中で「人権」について考える日になっています。

 大切な人権週間は、どのように過ごすとよいでしょうか?
 まず、『自分のすきなところは どんなところか考えてみましょう』
 みなさんは、自分のどんなところが好きですか?
 笑顔? 親切なところ? いつも元気なところ?
 自分自身の良いところを たくさん見つけられたら、きっと自分のことがもっともっと好きになります。
 次に、『友だちの好きなところは どんなところか考えてみましょう』
 いつも優しいところ? 力持ちなところ? 相談にのってくれるところ? 
 友だちの良いところをたくさん見つけることができれば、その子のことがもっともっと好きになるし、きっと友だちも嬉しいはずです。
 そして、『自分と友だちの違うところは どんなところか考えてみましょう』
 一人一人良いところ、素敵なところをたくさん持っていますね。
 それを「個性」と言います。
 みんなそれぞれ違うところを認め合いながら、自分や友だちの良いところをたくさん見つけてみましょう!
 得意なことや苦手のことも人それぞれ。
 みなさんが一人一人優しい気持ちをもって、困っている人がいたら、それぞれ得意なことを生かして助け合っていきましょう。