学校日記

5・20(水)42.195km〜自主学習のすすめ〜算数編〜

公開日
2020/05/20
更新日
2020/05/20

中島っ子へのメッセージ

 算数の教科書を開くと「整数と小数」の単元から学習が始まるという事が分かります。学習の中に「42.195km」という小数が出てきます。
 42.195kmとは・・・、知っている人も多いでしょうが、フルマラソンの公式の距離のことを示します。
 
 でも、「なんか中途半端だなあ・・・。ぴったり42kmとかにすればいいのに。」と思いませんか?
 
 実は、初めて42.195kmが採用されたのは、1908年の第4回ロンドンオリンピックの時です。

 当時のイギリスの王妃アレクサンドラ妃が「選手が走り出す瞬間は部屋の中から見たいから、スタート地点はお城の庭に、それからゴールの瞬間は目の前で見たいから、ゴール地点は自分の席の前で。」と、注文を出したそうです(他の説もありますが)。

 お城の庭から王妃の席の前までの距離が「42.195km」だったことから、その後のマラソンの距離になったようです。

 たまたま決まったその距離が今も受け継がれているとは、面白い話だなあと思いませんか?

 算数では、この「42.195」という数のしくみなどを学習します。数を身近なものに捉えて考えていくと、楽しく学習できると思います。がんばっていきましょう。