学校日記

3・19(木) 卒業式【校長式辞】

公開日
2020/03/19
更新日
2020/03/19

特集

 卒業式を無事終えることができました。
 突然の休校で、事前の練習ができない中、6年生の皆さんは、立派に卒業式を作りました。さすが、中島小学校の最高学年です。
 6年生の皆さんの美しい歌声は、決して忘れません。

 以下に校長先生の式辞の要約を載せます。
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 数か月前からの目に見えないウィルス。人々は、その病気に立ち向かおうとしている。思い出を作るあなたたちの最後の日々が、休みになったこと、本当に申し訳ありません。

 いつもと違う大変な状況で、十分な準備ができない中、私たちは、「心をこめて」、長い歴史で、最初で最後であろう第113回の特別な卒業式を迎えました。そして、59名の卒業生と保護者の方々とともに、この時を共有できること、感謝と喜びに堪えません。

 保護者の皆様、お子様のご卒業、おめでとうございます。6か年の長きにわたり、深い愛情をもって、お育ていただきました保護者の皆様方のお喜びも、ひとしおかと存じます。これまで本校にお寄せいただきました、ご支援・ご協力に、心から感謝いたします。

 旅立ちの日を迎えました59名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 卒業にあたり、21世紀をたくましく、そして、しなやかに生きていくあなたたち。どんなに世の中が進歩し変化しても、人々が築いてきた社会を大切にしてください。そして、その根底には、人が人を思う気持ち「人間性」があるのです。
 あなたたちとの、素晴らしい出会いから、早3年。今、ここから一人一人の顔を見ていると、最高学年として、いつも輝いていた姿が蘇ってきます。
 「今、私の願い事が、かなうならば」と、『翼をください』の美しいメロディーが、脳裡にうかびああってくる新実賞。あの夏、市民会館であなたたちが響かせた歌声。そして秋の中島っ子発表会。音楽室での特別.公演。多くの人が心を動かされ、涙した合唱。あなたたちの歌声は、どんなに時が流れても、いつまでも中島小学校の宝ですよ。
 「悲しみのない自由な空へ 翼 はためかせ」行くのです。
 「グローリー デイズ」あなたたちの学年目標。これからも、輝かしい日々を送ってほしい。日本の未来は、あなたたち 若い力に、かかっていますよ。
 幸せと思いやりに満ち溢れた社会を、築いていかれることを、心から願い、式辞といたします。

令和2年3月19日
       一宮市立中島小学校長
           西 部 智 一
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中学校での活躍を期待しています。

ご卒業おめでとうございます。