学校日記

4月8日 入学式(校長講話)

公開日
2025/04/08
更新日
2025/04/08

行事







































入学おめでとうございます。今日から皆さんは一宮市立浅井南小学校の1年生です。今日、浅井南小学校に入学したお友達は44人です。学校中のお友達を全部合わせると258人もいるのですよ。1年生にきっとやさしくしてくれると思いますので、早く慣れて仲良くなってください。皆さんは入学を楽しみにしてきたと思いますが、2年生から6年生までのお友達、ここにみえるこの学校の先生方も、この日がくるのを楽しみに待っていました。



学校は楽しいところです。先生はやさしく勉強を教えてくれます。休み時間はお友達と遊んだり、6年生のお兄さんやお姉さんと遊んだりすることもあります。運動会などの楽しい行事もあります。毎日お昼に食べる給食はとてもおいしいですよ。これから校長先生がお話をする3つのことを守ると、もっと楽しい学校になります。



1つ目は、「自分のことは、自分でしましょう」今日から1年生になりました。朝は一人で起きて、着替えをして元気に学校に来ましょう。学校でも授業の準備や片付け、体操服の着替えやトイレの時間もあります。まずは、学校生活を一人でできるようにがんばりましょう。



2つ目は、「お友達をたくさんつくり、なかよくしましょう」みんなと仲良く遊ぶと楽しいです。困った時、お友達が助けてくれます。自分からもお友達にやさしくしましょう。お友達は本当にいいものです。でも、絶対にしてはいけないことがあります。お友達を仲間はずれにしたり、いじわるをしたり、悪口を言ったりすることです。なぜなら、それはお友達がとても悲しい気持ちになるからです。



3つ目は、皆さんにお友達と仲良く楽しくすごすための魔法の言葉を教えます。それは、「ありがとう」と「ごめんなさい」です。皆さんは一人ではありません。家族や先生方、お友達、みんなが応援しています。「ありがとう」という言葉をかけてもらうと、周りの人たちはとてもうれしくなります。また、誰だって失敗します。その時は、「ごめんなさい」が言えるとすばらしい1年生になれます。



このたびは、お子様のご入学、誠におめでとうございます。教職員を代表しまして、心よりお喜び申し上げます。これまでのご苦労を思い起こすと感慨深く、格別ではないかと思います。本日はご家族にとって記念すべき日になることと思います。今日、この入学式の日を学校では、全職員でお待ちしておりました。皆様の大切なお子様、6年間、責任をもってお預かりいたします。



1つ目の「自分のことは、自分でしましょう」。お子様ができることを1つずつ増やし、成功体験を通して、自信を持たせていくという姿勢で、我々大人が支援と見守りを粘り強く行うことが大切です。



2つ目の「お友達をたくさんつくり、なかよくしましょう」今こそ、温かい人間関係づくりが叫ばれています。本校でも、悪ふざけ、からかい、仲間はずれ、いじめによって悲しい思いをする子がでないように努力します。



3つ目の魔法の言葉「ありがとう」と「ごめんなさい」。この言葉が素直に自然に言える子を育てたいと考えます。これは、周りへの感謝の心、反省の心です。けんかやトラブルが起こるかもしれません。どのように解決していくか。最終的には子ども同士で解決していける力をつけさせたいと考えます。



保護者方へお願いがございます。1つ目は、命を大切にする心についてです。これからのお子さんの生活の中には、命と向き合う場が出てきます。動物や人の死など、そんな時、「命は自分だけのものじゃない。だから、命を大切にしようね」と、保護者の方のご経験から、保護者の方の言葉で、お子さんに伝えてほしいと思います。また、私たち大人自身が命を大切にしている姿を示すことが何より大切だと感じています。



2つ目は、お子さんの話を十分聞いていただくと同時に、どうか担任の先生を応援するような言葉をお子さんになげかけていただくようお願いいたします。保護者と教職員が信頼関係を保ち、子どもたちに寄り添っていくことが大切です。もし、疑問をもたれることがございましたら、遠慮なさらずに学校までご相談ください。担任だけで解決できない時は、学校で誠意をもって対応して参ります。一人ひとりのお子様の確かな成長のために、保護者の方と教職員の信頼の絆を大切にしていきます。