4月7日 始業式(校長講話)
- 公開日
- 2022/04/07
- 更新日
- 2022/04/07
いじめ対策・人権教育
今日から令和4年度が始まります。進級おめでとうございます。
とてもいい天気になりました。朝は、校門でさわやかなあいさつをしてくれました。生き生きとした表情で登校していました。昨年度も新型コロナ感染症対策があり、マスクの着用、手洗い、換気、ソーシャルディスタンスなどを心がけて生活をしました。今年度もしばらく同じような生活が続くと思います。
さて、寒かった冬がようやく終わり、暖かい春がやってきました。校庭の桜も満開になりました。花壇のチューリップ、皆さんが心を込めて育ててきた、一人一鉢のビオラも色鮮やかに咲き誇り、春のぬくもりを感じます。
今、皆さんはどんな気持ちで始業式に参加していますか。勉強や運動のこと、友達のこと、今年度のめあてを考え、強い気持ちでいるかと思います。この気持ちを忘れないでやり遂げてください。今日は、校長先生より3つの言葉をお話します。
1つ目は、「自立」です。「自分のことは自分でやり抜く」ということです。新しい学年の勉強が始まります。苦手なことやつらいことがあるかもしれません。何度失敗をしてもあきらめずに挑戦してください。一生懸命がんばる姿はとても美しいと思います。
2つ目は、「思いやり」です。今日は新しい先生、新しいクラスの仲間との出会いがあります。この仲間がみんな笑顔で生活できることを願っています。悲しい思いをしている仲間がいたら、声をかけてあげてください。話をよく聞いてあげてください。遊びのつもりでも仲間の心や体を傷つけてしまったら、それはいじめです。いじめは人間として許さ れないことです。
学校だけではなく、家に帰ってからもSNSやインターネットなど、仲間といろいろなかかわりがあるかもしれません。そこでも仲間の心を傷つけることのないように、一人ひとり責任をもって行動してください。
3つ目は、「感謝」、ありがとうという気持ちです。皆さんは一人では生きていくことはできません。家では家族の人たち、登下校では班長さんや見守り隊・保護者の方、クラスの仲間、担任の先生、給食を作ってくださる方など、たくさんの人たちが皆さんの生活を支え、温かく見守っています。「感謝」の気持ちを忘れず、「ありがとう」という言葉をいっぱい聞かせてください。きっと笑顔あふれる浅井南小学校になると信じています。
さて、令和4年度は、浅井南小学校ができてから150年目を迎えます。明治6年に学校ができたのが始まりです。150年、たくさんの卒業生、地域の方が大切にして誇りに思うこの浅井南小学校です。そんな古い歴史と伝統をかみしめて、校舎の中や外、校庭の植物を見つめ、学校生活を送ってください。