学校日記

1月12日(金) 全力前進〜自律へ〜32 (1年生)

公開日
2024/01/12
更新日
2024/01/12

1年

新年明けましておめでとうございます。
と、安易には言えない、心を痛める出来事が元旦から起きました。

私たちの何気ない日常が、有り難いものであると感じる機会となっています。
生徒のみなさんにはこれまで「挨拶」「清掃」を頑張ろうと伝えてきましたが、この3学期には『感謝』を大切にしてほしいと伝えました。

始業式後に、出産のため休暇に入るM先生とのお別れ会を行いました。
9か月間一緒に過ごしてきた先生との別れを悲しむ生徒もいましたが、最後に最幸の時間を創ることができました。

今年度は2名の先生方との別れがあり、新たに2名の先生方との出会いがありました。
また、この時期は卒業する3年生との別れがあり、4月になれば新1年生との出会いがあります。
1年間過ごした学級との別れは、友達や担任の先生との別れです。
様々な人とのつながりの中、生活できているこの日常に「感謝」をしていきたいと思っています。

「『感謝』の気持ちをもちましょう」
と言われても、どう感謝の気持ちをもてばいいのか、捉えにくいものです。
そこで、担任の先生からこんな話をしました。

「10分で食べ終わる料理って10分では調理できない。
 1分で読み終わる手紙は1分じゃ書けない。
 5分で聴ける音楽は5分では作曲できないし、
 一瞬で見られる絵画は、一瞬で描くことはできない。
 どんなことにも、どんな物にも、
 目には見えない裏側に、
 たくさんの時間や想いや努力が詰まっている。
 その”裏側”に気付くことを『感謝』と言います。
 幸福度が高い人や人間関係が上手くいく人、
 人として魅力的な人は、
 みんなこの『感謝』をもっています。
 『感謝』のコツは、
 『当たり前だと思わないこと』『気付くことを楽しむこと』です。
  気付くことができると、幸福に向かっていくことができるよ。」

安心して学校生活を送ることができているのも、
”裏側”で支えてくださる保護者の方々のおかげです。
 
私たち教師含めた1年生全員で、感謝に溢れた3学期にしていきたいと思います。

残りわずかとなりましたが、3学期もよろしくお願いいたします。



全ての力を結集して、前へ前へ。
「全力前進」